Contents
元美容師Mです。
結論を先に述べてしまうと、私はボタニストシャンプーのモイストはオススメ出来るとは口が裂けても言いがたい。
でも、市販の中ではややお値段が高めの割に結構評判が良いそうな・・・
ボタニストシャンプーと一言で言っても、スカルプ、スムース、モイストと3つのラインナップが髪質や求める質感別に用意されているので、内容的には全く別物です。
今回はボタニストシャンプーの中でも最もしっとり感が重視されているボタニストシャンプー(モイスト)について、成分を解析していきます。
当記事を参照頂ければ、どういう人が使い、どういう人は避けるべきか?基準がわかる筈ですし、なぜ元美容師の私がオススメ出来ないのか?も理解して頂けるはず!
⇛【送料無料有!】ボタニストモイストシャンプーの現在の価格、詳細はコチラ!
~当ブログを訪ねて頂いたあなたへ~
当ブログでは完全匿名性、元美容師の知識、経験を活かして、本当に正しい知識をガチで発信しています。
あまりにも正直に書いているので、業界側に潰される可能性もありますが、それでも純粋に美を追究するあなたには絶っっ対に読んで欲しい5つの記事をまとめてみました。
※万が一、当ブログの更新が無くなったり、消去されていたら業界の勢力に消されたと思ってください。(あなたの髪の為なら本望です)
⇛【元美容師が激選】最高品質のアミノ酸シャンプーランキングBEST4を理由を添えて発表します。
⇛元美容師が全力でお伝えするヘアケアの教科書&業界の裏話まとめ記事30選!
⇛【2021年版】元美容師が炭酸シャンプーランキングBEST3を発表!
⇒【2021年版】全力で最強の市販シャンプーランキング8選を発表します。
⇒【元美容師が監修】ネット上の大嘘に注意!本当に正しいシャンプーの選び方と4つの洗浄成分の特徴とは?
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
ボタニストシャンプー(モイスト)の洗浄剤を解析した結果…
いつもいつもいつも、言っていることですが、シャンプーを新しく切り替えを検討してる人は、必ずっ必ずシャンプーの基礎となる洗浄成分に着目してください。
これは私からの一生のお願いです。(切実)
もし洗浄成分がダメダメな成分であれば、その他の成分にどれだけ○○エキス配合!と謳われていても、強力な洗浄成分で髪の毛が365日痛み続けることになるからです。
と言うことでボタニストシャンプーモイストの全成分がコチラ↓
水、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、デシルグルコシド、グリチルリチン酸2K、サトウキビエキス、セラミド2、PEG-30フィトステロール、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、コカミドMEA、リンゴ酸、ポリクオタニウム-10、エタノール、BG、DPG、セテアレス-60ミリスチルグリコール、PPG-4セテス-20、EDTA-2Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
黄色に表記した成分が、今回のボタニカルモイストの洗浄成分になります。
洗浄成分だけ抽出した表がコチラ↓
コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、デシルグルコシド
流石に1000以上する中価格帯の市販シャンプーなので、全体的にお肌にも髪にも優しい洗浄成分で構成さえているのが分かりますね。
特に『ココイルメチルタウリンNa』なんかは高価格帯のシャンプーでも配合される、アミノ酸系洗浄剤で「髪にしっとり感を与える」効果も期待出来るかなり優れた洗浄成分です。
モイストを謳っているだけあって、しっとり感重視の洗浄成分で設計されているのが成分表からヒシヒシと伝わってきます。
数百円の市販シャンプーに配合されているような、粗悪な洗浄成分は全く配合されていませんね^^ラウレス硫酸Naとか配合されていたらもう最悪中の最悪ですから。
⇒ラウレス硫酸ナトリウムのシャンプーがゴミ過ぎる3つの根拠とは?
ただし!全体的にはマイルドで優しい成分で構成されてはいるものの、『ラウロイルサルコシンNa』という成分は注意が必要。
アミノ酸系ではあるんですが、アミノ酸系の中では刺激性が強く、髪や頭皮に残りやすいというデメリットも持ち合わせています。なので、頭皮が弱い人、痒みがある人なんかは辞めておいた方が無難ですね。
ボタニストシャンプー(モイスト)の2つ補修・特徴成分の効果とは?
ボタニカルモイストの特徴成分とも言えのが『加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン』この2つの成分が特徴的ともいえる成分です。
通常のヒアルロン酸やコラーゲンは分子の大きさが大きすぎるために、髪の毛の内部に入り込んでくれないのですが、加水分解することで、分子量を極限まで小さくし、下髪の毛に入りやすくしてくれている、というわけです。
この2つの成分は、髪の毛の保湿力を上げてしっとり感を与えてくれる、しっとり好きにはたまらない!とも言える保湿成分ですね。
ただ、それほど珍しい成分ではないですし、成分表記順的にそこまで多く含まれていないと予測されるので、過度の保湿力期待は禁物とも言えます。
ボタニストシャンプー(モイスト)がベトつく2つの理由
で、ここからが本題とも言える所ですが、今回のボタニストモイストで洗うと「髪の毛が異様にべとつく」と言うような口コミが”かなり!”見受けられるんです。
ただ、ある程度成分の知識があると「あぁ確かにこれはべとつくかもね」と頷ける面もあるのです。
と言うのも全成分表記を見て貰えば一目瞭然ですが、水の次に表記されているのが『グリセリン』という保湿力のある成分なんですよね。
普通、シャンプーは水の次に多く配合されているのが、洗浄成分なのですが、このシャンプーは洗浄成分を押しのけて、水の次に多く含まれているのが保湿力の高いグリセリンなんですよ。
本来シャンプーは汚れを落とすのが使命であるにも関わらず、保湿力を演出するために洗浄成分よりも保湿成分が多く含まれちゃっているのです。
成分を見ると「これはないな」と改めて感じさせてくれます。
【結論】ボタニストモイストシャンプーを絶対っ!止めるべき人とは?
どうしてもこのシャンプーが使いたいんだ!と言う人は、私は引き留めることはありませんが、「こういう人は使うと後悔する!」という使用を控えるべき人がいます。
猫っ毛、細毛で髪の毛がぺたんっとする人は間違っても使わない方事をオススメします。
と言うのも、必要以上に重くなり、髪の毛のボリュームが全く出なくなる恐れがあるからです。いくら乾燥してダメージが気になるわっ!と言う人でもこのシャンプーを使う事は絶対にオススメ出来ないですね・・・
あとは、パーマをかけて軽い動きを出したい人、ボリューム感が欲しい、髪の毛を立ち上げると言う人も辞めた方が良いですね。
保湿力と補修力は全く違うので、もし「ダメージが気になって補修力が欲しい」と言うことであれば、ハリコシ感もアップする成分の配合されたシャンプーを使うべきです。
⇒補修成分、ハリコシ感アップ成分配合 haruシャンプー効果と弱点とは?「5つの補修成分が神レベル」
当記事が、ボタニカルシャンプー購入の参考になれば幸いです。
⇛【割引クーポン有!】ボタニストモイストシャンプーの現在の価格、詳細はコチラ!
~あなたが使うべき、ボタニストシャンプーは?3つのボタニストの違いと特徴を教えます。~
⇛ボタニストシャンプー 全4種類の違いと選び方。あなたはこれを選べばOK
「どのシャンプーも満足出来ない」シャンプージプシーのあなたへ。
私の全知識、経験を注ぎ込んだ、元美容師だからこそ伝えられる人気シャンプーの成分を解析した記事を全力を尽くしてランキング化しました。
もし、あなたが「どのシャンプーでも満足出来かった」と言うことであれば、絶対に一生に1度は読んで欲しいです。
⇛元美容師が300種~使って分かった!縮毛矯正&パーマにおすすめシャンプー5選!
⇒【頂上決戦】最強のシャンプーはどれだ?究極の「アミノ酸系シャンプー」ランキングBEST4
⇛【2021年版】元美容師が「炭酸シャンプー」ランキングBEST5を発表!
もし、あなたが当記事を読んで「面白かった!」っと感じたら、是非Follow!頂ければ幸いですm(_ _)m↓
⇛Follow @chokichoki_M
ネットで得た情報で、グリセリンは多すぎると逆に乾燥を招いてしまうと知りました。このシャンプーは、グリセリンが2番目にあるので保湿じゃなくて感想を招いてしまうような気がするのですが、どう思われますか?
原液に近い濃度で使えば乾燥の原因になるかもしれませんが、シャンプーは殆どが水(50%~)ですので乾燥の原因にはならないかな~と思います。
口コミなど拝見すると、「べとつく!」っという声が多いですし・・・
また、グリセリンで髪が乾燥したという客観的事実を示すデータなどは今の所みたことがないです。
が!このように疑問を感じるのは素晴らしいと思います。書いてあることを全て鵜呑みにすれば、結局なにが良くて悪いのか?わからなくなって振り回され続けますからね。
貴重なご意見ありがとうございます。褒めてもらうことまでできて少しうれしいです笑
すいません、また質問になりますが、ボタニストのモイストシャンプーと、無印のエイジングケアシャンプーではどちらが保湿力が高いと思いますか? リピジュアの配合された無印か、グリセリンが高濃度のボタニストか、迷っております・・・