【元美容師が検証】エンシェールズのムラシャンで10回連続染めた結果・・・

元美容師Mです。

紫シャンプー通称、ムラシャンはどの程度染まるのか？！が気になって夜も眠れない日々が続いてました・・・

そして、ついに意を決して購入したのが『エンシェールズカラーシャンプー』

今回はこのカラーシャンプーが「本当に染まるのか？！」「どの程度染まるのか？」実際に毛束を染めて検証してきたいと思います。

もし、あなたが「ムラシャン気になっているけど、本当に染まるのか？不安・・・」と思っているなら参考になるはずっ！

【徹底検証】どれくらい染まる？エンシェールズカラーシャンプー(紫)

エンシェールズ カラーシャンプー 200ml ムラシャン

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今回用意したのは紫シャンプーの中でも洗浄成分がかなり優しく、ハイダメージがある場合でもパサツキが抑えられる『エンシェールズカラー紫』で実験。

成分的にはムラシャンの中ではトップクラス！っと言っても言い過ぎじゃないほど優れています。これは間違いない。
⇛【元美容師が解析】成分も優秀！エンシェールズカラーシャンプーを評価した結果！

が、いくら成分が優しくても染まらなければ何の意味もないッ！ですからね。笑

っという事で今回は白の毛束と黄色みが強いブリーチ毛を使って鬼の検証をしてきます。

白の毛束では純粋な”色味”をチェックしていき、ブリーチ毛の方ではどの程度”嫌らしい黄色みが抑えられるのか？”をチェックしていこうというわけです。

元々、紫シャンプーは色味をキープする為に使われるというよりも、黄色っぽい白髪やブリーチ毛の黄色みを抑える為に使われる事が多かったりします。

っというのも日本人の髪はアンダーカラー(髪本来の色味)が黄色みが強い人or赤みが強い人に分かれるのです。

なのでブリーチをしていくと、黄色意外の色味が飛んでいき、どんどん髪が黄色っぽい金髪になっていくんですよね。

綺麗な白髪を目指してブリーチを何度も何度も繰り返しても、黄色みが残っちゃう場合が多々あります。

そんな時に黄色の反対色である、紫を入れることでキレーな白髪にすることができるってわけですね。

黄色の反対色である、紫の染料を入れたシャンプーならカラー剤と違ってダメージを最小限に抑えつつ、染料が入れられるという感じ。

では実際にどの程度染まるのか？見ていきましょう！

正直、パッケージはやや古臭いかも・・・

液体を手にとって見ると、かなりネットリした液体です。なんか未確認生物の血液みたいだ(汗)

ちなみに、爪に付着するとうっすら紫に染まってしまいます。”血色が悪い人”のような感じになってしまうので、気になる人は手袋などしておいた方が無難。

このようにネッチョリ塗布していく。

公式サイトでは泡立ててから5分放置してから、洗い流すと推奨されていたのでその通りに検証してきます。

1回目

白の毛束

※上の毛束は未染毛、下の毛束がカラーシャンプー使用した毛束

まずは一回目の白い毛束の結果。「うおおお！結構染まっている！」っと感じたのが私の正直な感想。

もし、あなたがカラーシャンプーを使ったことが無ければ「えっ？こんなもんしか染まらないの？」っと感じるかもしれません。

が、こんなもんしか染まりません。笑　あくまでもシャンプーなので・・・

ただ、画像を見ればiPhoneの画面が割れていようが、ブルーライトカットシートを画面に貼っていようが分かるほど染まっているのが確認できるかと。

最初から真っ白の毛なので、「これ以上綺麗な白になる事は無いだろ！」

っとか思っていましたが、比較するとカラーシャンプー後の方がやや紫っぽさが感じられ、カッチョイイシルバーホワイトっぽくなっていますね。

ブリーチ毛

そして、元々黄色みが強いブリーチ毛。こちらも一目瞭然かと思います。

上の未染毛の毛束はTHE・金髪ですが、ムラシャンを使った方は、うっすーーーら青みっぽいというか紫がかっていて、黄色みはかなり抑えられています。

さすがに一回目なので外国人風・・・とまではいきませんが、この時点でもかなり透明感は出ているかと！スゴイぞエンシェールズ！頑張れエンシェールズ！

5回目

白の毛束

更に同じようにカラーシャンプー⇛5分放置⇛水洗⇛カラーシャンプー…を5回ほど繰り返してみました。

一回目の毛束と比べると、明らかに紫っぽさは感じられるものの「思ったよりは・・・染まっていない」というのが本音ですね。

特に毛先部分辺りに注目していただくと、紫が濃くなっているのがお分かり頂けるかと思います。

こんなもんかぁ～っと思うかもしれませんが、あくまでもシャンプーであり”落ちてしまった染料を補う、黄色みを抑えるアイテム”なのでこの程度問題無し！

ブリーチ毛

続いてブリーチ毛。やはりダメージをかなり負っている分、白の毛束よりも染料がしっかりめに入っている印象。

一回目の結果と比べるとかなり青みが強くでているのが分かるかと思います。

うーむ。これはこれでかなり綺麗だし、透明感が出てきているとは思うのですが個人的にはちょっと染まりすぎ・・・かなぁと。

連続で染めると、ちょっと青みが強くですぎちゃうので、あなたが青みは抑えめが良い！というなら通常のシャンプーと交互に使っていくのがBESTですね。

10回目

白の毛束

同じようにオラオラオラぁ～っと10回連続で染めていった結果・・・

あんまり、染まりませんでした(汗)5回目の画像と比べると、ほんと～に少し、紫っぽさはアップしていますが10回連続で染めたにしてはイマイチ変化は感じませんね。

とはいえ、THE・白金っといた感じの色味で美しいのは間違いない。

ブリーチ毛

こちらも白の毛束と同様、思ったほどガッツリ染料が入っている感じではありませんね。

よーーく見ると5回目のものよりも毛先の方の紫みがやや強くなっているような・・・

ちょっと青みが強すぎな感じはしますが、ブリーチ毛特有の嫌らしい黄色味はかなり抑えられているのは間違いない！

もし、あなたが「ヘアカラーしたけど、退色して黄色みが気になるのよね・・・」と言った場合には紫シャンプーを使うのはアリです。

【結論】黄色みを抑える、退色を抑えるという目的ならアリ！ただし・・・

ブリーチやハイトーンカラーの後の黄色みを抑えたい、カラーをしていたけど色落ちして黄色っぽくなってきたというならエンシェールズを検討するのはアリかと思います。

あとは、アッシュ系のカラーをした後退色を抑えるために、通常のシャンプーと交互にカラーシャンプーを使うっと言うのもアリ！

ただし！カラーシャンプー”だけ”で染毛しようとは思わない方が良いです。

染まらなくは無いのですが、あなたがしっかり染めたい！というなら絶対に物足りないかと(汗)

あくまでも”退色を抑える””黄色みを抑える”という感じで、通常のシャンプーと交互に使っていくのがBESTだと思います。

逆にあなたがもっとしっかり目に染めたい！と言うなら、カラートリートメントの方を絶対にオススメします↓
⇛【検証】本当に染まる?エブリヘアカラートリートメントの7日後の色持ちや色味を全力レビュー！

本当にガチのマジでカラーシャンプーとは比にならないくらい、染料がガチッっと入っていきますので。笑

「カラーシャンプーかカラートリートメントか迷っている」という人はぜひ参考にしてみてくださいね！