【オーシャントリコ シャンプー(モイスト)】元美容師が成分解析&評価!どんな髪質向け?本音で解説します。

日本一の美容室!と謳っているOCEAN TOKYOという有名サロンがブランディングしているシャンプーがコレ。

前々からシャンプー出してて、コッチもなかなか良かったんですが
【オーシャントリコ シャンプー】元美容師が成分解析&評価!どんな髪質向け?本音で解説。

新しくモイスト版が出ていたのでついつい買ってしまいましたよ。笑

有名サロンが監修している=良いシャンプーとは限らないのですが、今回のオーシャントリコシャンプーはまたしてもなかなか良し。

というわけで一体どんな成分が配合され、どんな配合成分なのか?!見ていきましょう!

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 【成分解析】オーシャントリコ アンサー(モイスト) シャンプーの配合成分は優しい?

水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、香料、合成ヒト遺伝子組換オリゴぺプチドー1、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コラーゲン、ヘマチン、ソメイヨシノ葉エキス、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、乳酸桿菌/ハイビスカス花発酵液、テマリカタヒバエキス、スイゼンジノリ多糖体、リシリコンブエキス、ダイズ油、ホホバ種子油、サッカロミセス溶解質エキス、オプンチアフィクスインジカ果実エキス、イソステアリルグリセリル、グリセリルグルコシド、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、グルタミン酸、ジステアリン酸PEG-150、塩化Na、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、エチドロン酸、クエン酸、エチドロン酸4Na、BG、PCA-Na、乳酸Na、グリセリン、エタノール、PCA、リン酸Na、レシチン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、メチルパラベン、フェノキシエタノール

※黄色になっているのが洗浄成分

私がブログで3年くらい?お伝えしているのが「シャンプーは成分をチェックせよ!」ということ。

というのも口コミもある程度は参考になるんですが、髪質や頭皮の質なんて100人いれば100とも違います。

同じ人でさえ、ヘアスタイルやシャンプー履歴も変わってくるので、常に一定の評価基準があるわけじゃないので、シャンプーの評価って難しいんですよ(汗)

しかぁし!成分は嘘付かない。人類皆平等。

成分だけですべてが分かるかけじゃないですが、どんな人向きの成分が配合されてて、どんな性格のシャンプーなのか?!ある程度予測することは出来ます。

というわけで、まずはどんな成分が配合されているのか?!見てきましょう!

長期的な使用感⇛成分解析をチェックする

短期的な使用感⇛口コミ、レビューをチェックする

洗浄成分

1、ラウロイルメチルアラニンNa

アミノ酸シャンプー!と銘打っているだけあって、シャンプーで最も重要な洗浄成分はこのアミノ酸系成分。

アミノ酸系の洗浄成分の中では”やや洗浄力がある方”ではあるものの、普通にダメージ毛でも対応できるマイルドな成分。

この成分自体はどっちかというとモイストというよりも、サラッと系という感じですね。

2、コカミドプロピルベタイン

ほぼすべてのシャンプーに配合されている、ベタイン系のマイルドぉな成分。

良く強力な洗浄成分のバランスを取るために配合される成分でもあります。

と言った具合にシャンプーで最も重要とも言える、洗浄成分はちゃんと優しい系の成分が使われてて

「ただ単に有名サロンの名前を冠して中身は市販レベル」

というわけでもないのがこの時点で伝わってきております。笑

有名サロンの名前があっても、実は○○テーンとかと同等レベルのシャンプーってあったりしますからね・・・

その他の保湿、補修成分解析

特に私がコレはッ!っと思った成分をピックアップして紹介していきますね。

保湿成分1,FGF、EGF、KGF(合成ヒト遺伝子組換オリゴぺプチド類)

このオーシャントリコシャンプーの目玉成分とも言えるのがこの合成ヒト遺伝子組み換え~なんちゃら成分。

ザックリ言ってしまえば保湿成分。

パッケージにEGF、FGF配合!っと書かれているのですが、その正体がこの2つの成分。

EGF(上皮細胞成長因子)とFGF(線維芽細胞成長因子)は皮膚や線維芽細胞などの分裂を促進する作用があり、医療分野でも着目されている成分です。

EGF(上皮細胞成長因子)

コラーゲンとエラスチンを結びつけている線維芽細胞と表皮細胞の増殖を急がせ、細胞分裂を促進します。

FGF(線維芽細胞成長因子)

線維芽細胞そのものを増殖させ、コラーゲンやエラスチンの生成を活発にします。

引用:https://dds-japan.co.jp/oem-freeze-dry/prescription/

そしてKGF(角化細胞成長因子)という成分は発毛分野で注目されている成分の1つなので、オーシャントリコシャンプーの公式にも

「健康な髪を生やす・髪の成長を促進する・抜けにくくするなどの効果が期待できます。」

と記載されているのはこの成分が配合されているからっぽいですね。

KGF(角化細胞成長因子)

上皮の最外郭で防御壁として様々な外的刺激や紫外線・ストレス・細菌などの侵入を防御してくれる「角質細胞」「角化細胞(ケラチノサイト)」を増殖強化してくれます。
また、発毛の分野でも注目のグロースファクターです。

引用:https://dds-japan.co.jp/oem-freeze-dry/prescription/

とは言ってもシャンプーに配合されている成分なので、発毛や細胞分裂効果とかは、期待しないほうが良いかなと。

というのもシャンプーに配合されるこういう成分の濃度ってかなり低いので、実験などのと同じ効果が期待できるわけじゃありません。

そもそもシャンプーって頭や髪をお湯でじゃぶじゃぶすすいでいる状態なので、濃度は更に薄まりますからね・・・

あくまでも、頭皮や髪の保湿成分の1つとしてみた方が良いでしょう。

補修、保湿成分2,ヘマチン

私が大好きな成分がコレ。

というのも頭皮ケア、毛髪補修効果、カラーの色持ちアップなど期待できる補修成分なんです。

ヘマチンに期待できる効果

・ハリ・コシ感アップ
・カラーリングの発色
・カラー退色防止
・紫外線防止
・頭皮の消臭
・髪や頭皮に残ってしまう、カラー、パーマ剤の残留液除去
・頭皮環境改善効果に期待○

と言った具合で、美容室のトリートメントなんかにも配合されていたりする成分。

ただし!後述しますが、このオーシャントリコシャンプーはあんまりヘマチンの配合量多く無い気がする(汗)

保湿成分3,ヒアロベール(ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム)

ヒアロベールと呼ばれる成分で、ヒアルロン酸よりも毛髪吸着力が290倍も高いとも言われている保湿成分なのですよ。

ヒアロベール

・保湿力”や”粘弾性”といったヒアルロン酸に近い保湿成分
・健常毛にもダメージ毛にも優位に吸着する

引用:ヒアロベール詳細

吸着力が高い保湿成分で、まさに”モイスト”と言った印象の保湿成分。

通常版のオーシャントリコシャンプーには配合されてなかったんですが、コッチのモイストは保湿力重視だけあって、こういう保湿成分がちゃんとプラスされておりますね。

この他にもあれこれと保湿成分や補修成分が入っております。

その他の補修&保湿成分
・ホホバ種子油(保湿成分)
・スイゼンジノリ多糖体(保湿成分)
・加水分解ケラチン(羊毛)(毛髪補修成分)
アミノ酸成分とやらもたくさん入っているんですが、この辺りは配合量もそれほど多くないっぽいですし、無いよりはあったほうが・・・くらいに考えた方が良い感ぁと思ったり。

総合的に洗浄成分はちゃんとマイルド系な成分が使われてて、かつ保湿成分も入っている点から、成分的には”モイスト”シャンプーになっている!と思いました。

モイスト!と言いつつ「え?どこがモイストなの・・・」というシャンプーもある中、オーシャントリコモイストはなかなかのモイスト具合。

あえて言うなら、ヘマチンの配合量が少なそうってところくらいかなぁ。

ここまでのまとめ
・洗浄成分はアミノ酸系メインでマイルド!
・保湿成分共に配合されている
・ヘマチンという補修成分までも配合。ただ配合量は多くないかも?

【使用後レビュー】使って分かった!5つの本音

使用レビュー

というわけで成分解析だけじゃ分からない。使用感についてもレビュー!

パッケージはなんというか可愛いと言うかおしゃれというかポップ。

なんか美味しそう。なぜか分からないですが、パチパチ飴を思い出した。

中身は無色透明。上の方でヘマチンの配合量が少ないかもって言ったのはコレ!

ヘマチンってかなりかなり黒が強い成分なので、配合されているとシャンプー液が茶色っぽくなっていることが多いんですね。
【ヘマチン配合シャンプー】元美容師が良いと感じた6つを発表します!

オーシャントリコシャンプーはヘマチンと書かれているにも関わらず、ほぼ無色。なので配合量はかなり少ないんじゃないか?!っと思われます。

まあ・・・市販シャンプーに配合されているだけでもかなりありがたやぁ~なんですが。笑

本音1、泡立ちはどうなの?

泡立ちに関してはまあまあといったところ。そこそこ泡の密度は高いし、洗ってても普通に気持ちいい泡立ち感。

本音2、使用感は?

で、肝心のシャンプー”直後”の使用感も良し!モイスト感もありそうな感触。

本音3、香りはどうなの?

ちょっと気になったのがコレ。香り自体は良いんです。公式サイトによるとスパイシーベリーフローラルの香りらしい。

他にあんまり嗅いだこと無い香りなんですが、フローラル系の香りの中にメンズが好きそうなベリーな香りもふわっと香ってきてかなり好きな香り。

なのですが、香りが結構強い!

成分表見ると分かるんですが、香料の配合量がめちゃ多い。洗浄成分の直後に記載されていて、他の保湿成分なんかよりもかなり多いっぽいんですよね(汗)

というのもあって香りが強く、髪に香りが残りやすいのがちょっと気になるかなぁ。

個人的には香りはあまり残らないで欲しいのでもうちょい弱くて良いかも。

本音4、お試し用が100円くらいで購入できる

このシャンプーが気になるぅ!と言う人は100円くらいのお試し版から使ってみるのもアリ。

ただ、これもちょっと残念なのがその辺のドラッグストアじゃあんま見かけないんですよね。私の住んでいる地域だけかもですが(汗)

ロフトなどの大きな雑貨店でなら取り扱っている模様。

【結論】レベルの高い市販シャンプーでした。ただし・・・

モイストという名の通り、ちゃんと洗浄成分はマイルドに設定されかつ保湿成分ももう1つのオーシャントリコより豊富。

テキトーにモイスト!って言っているわけじゃないシャンプーだなぁと感じたのが本音。

1,650円で400mlと市販としてはちょい高めではあるものの、モイスト系の成分はちゃんと配合されているな~と感じました。

ただし!香りの強さが私は気になった(汗)これに関してはむしろプラス点になる人もいると思います。

私の場合、シャンプー中は香りを楽しみたいけど、その香りがずっと次の日までまとわりつくとだんだん気持ち悪くなることがあるので、もうちょい控えめのの方が好きかな。

とは言え、逆に香りが強い方が好きだ!っという人もいると思うので、一度お試し版を買ってみて気に入ったなら、大きいボトルにいっちゃってもいいかなと思いますよ~!

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※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。

※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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