目次
※先日、関西地方において地震がありました。この場をお借りしてお見舞い申し上げます。今後の余震にも十分注意して下さい。
元美容師Mです。
シャンプーなんて日常では当たり前にできますが、もし災害にあったり、断水した場合はどうすればいいのかわからない人が多いかと思います。
今回は災害などに遭遇してしまい、断水状態でも使える”ドライシャンプー”について解説してきます。一言でドライシャンプーと言っても4つのタイプがあり、それぞれ性質が違うんです。
また、ドライシャンプーが無い場合に代用できる物についても解説していきますので是非当記事を参考にして頂ければ幸いです。
その他よく読まれている記事
⇛【2024年版】301品使って良かったと感じたアミノ酸シャンプー5選はコレ。
⇒安いけど使用感良かった2,000円以下市販シャンプー8選を発表します。
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
水なしでも使える「ドライシャンプー」には4つのタイプがあります。
断水時や、介護が必要でシャンプーができない方の為に「水が無くてもシャンプーができる」ドライシャンプーというものがあります。成分的に言うとシャンプーというよりは、汗拭きシート的なものに近いんですが・・・
普段使うシャンプーは界面活性剤で、頭皮や髪の油分や汚れを浮かび上がらせて最後にすすぐことで、スッキリサッパリしますが、ドライシャンプーは水を使って洗い流すことができないので「汚れを拭き取る」感じです。
ドライシャンプーにも4つのタイプがあるので、それぞれの特徴を解説してきますね。
1、スプレータイプ
エタノールを直接吹きかけて、頭皮や髪の油分を脱脂するタイプのものがこのスプレー式タイプ。
成分:エタノール、水、メントール、セイヨウノコギリソウエキス、ポリソルベート80、PEG-40水添ヒマシ油、クエン酸ナトリウム、クエン酸、BG、パラベン、香料
スプレー式のものは頭皮にシュッシュと吹きかけてタオルなどで拭き取り、頭皮の油分やよごれを取り除き、メントールでスーッと清涼感を与えるという感じ。
正直言って成分的に見ると「コレシャンプーって言って良いのか?」という配合ではあるものの、水が使えない緊急事態なんかで頭がベトベトして仕方ないという場合はアリかと思います。
ただし。エタノールを直接皮膚に吹きかけるという性質上、乾燥肌やアトピー肌のような皮膚が弱い人にとっては、結構刺激が強く感じる可能性が高いので、後述するパウダータイプのものをオススメします。
もう一点は注意点としては吹きかけた後に、拭き取る必要があるので、タオルやティッシュなどに限りが有る場合は使いづらいというのがややデメリット。
2,シート式
こちらは成分こそスプレータイプと同じくエタノールが主成分なものの、シート式なのでスプレー式と違って”拭き取るだけ”ですっきり感が得られるのがメリットですね。
フレッシュケア ドライシャンプーシート 10枚入り 【ヘアケア:シャンプー:本体】
成分:水、エタノール、BG、カミツレエキス、チャエキス、PEG-40水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、メントール、(銀/亜鉛/アンモニウム)ゼオライト、メチルパラベン、香料
災害時などで断水状態になれば、洗ってないタオルが溜まるだけでもかなりのストレスになるので、もし、災害用に備蓄するなら私は拭き取るだけで完了するシート式の方をオススメします。
ただ、成分的にウェットティッシュに「メントールなどの清涼感を感じる成分」や、「植物エキス系」が入っている程度なので、無ければウェットティッシュでもいいかな~というのが私の意見です。
スプレー式のものと同じく成分的にほぼエタノールなのでこちらも肌が弱い人は要注意!
3,フォームタイプ
成分的にはこちらもエタノールで拭き取るという性質は同じですが、泡状のフォームで出てくるので、頭皮全体に行き渡りやすいというメリットがあります。
成分:水、エタノール、グリセリン、PCA-Na、ポリクオタニウム-39、チャ乾留液、カワラヨモギエキス、チョウジエキス、ココイルグルタミン酸TEA、ポリグリセリル-4ラウリルエーテル、BG、カプリル酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料
3,000円を超えるようなシャンプーにも配合される、アミノ酸系『ココイルグルタミン酸TEA』も配合しているので、上記の2つよりも汚れや油分を取ることが可能。
更に泡がもこもこ立ってくれるので「シャンプーしている感」が得られるのもGOOD!ですね。
エタノールで拭き取るという性質はほぼ一緒ですが、ストレスが溜まっている災害時に「シャンプーしている感」が得られるのは非常に貴重だと思います。
私としてはスプレー式タイプを使うなら。コチラのフォームタイプの方を断然推したい。
4,粉タイプ
上記3つのエタノールで油分を拭き取るものと違いコーンスターチ(とうもろこしのデンプン)を頭皮にふりかけて油分を取るという全く違った性質のドライシャンプーです。
成分:コーンスターチ、炭酸Mg、タルク、香料、グレープフルーツ果皮油、ライム油
エタノールを使っていない分、お肌が弱い人でも安心して使えるというのが最大のメリット。
ではあるものの、粉をふりかけるだけという性質上「洗っている感」は最も少ないかと思います。
※もし、あなたが「粉タイプのドライシャンプーを使ったことがある!」なら是非感想を聞かせていただければ幸いですm(_ _)m
粉で油分を取りつつ、柑橘系の香料で洗っている感じを演出しているという感じ。
ドライシャンプーの注意点
エタノールは脱脂力が強い成分なので、エタノールで拭き続ければ必要以上に脱脂してしまうので、頭皮の油分の分泌量が増えてだんだんべとつきやすくなる可能性があります。
あとは毛髪にふれるとカラーリングが落ちたり、キューティクルを痛めつける場合もありますね。
なので、水が使えない緊急事やシャンプーができない環境の場合意外は、日常的に使うのは推奨しません。
無くても大丈夫!ドライシャンプーが無い場合の代用品とは?
パッケージに”ドライシャンプー”と書かれているとシャンプー用に特別な成分が入っていると感じちゃいますが、正直エタノール配合のウェットティッシュとそんなに変わりないんですよね・・・
粉タイプにしてもコーンスターチが主成分の”ベビーパウダー”で代用可能。清涼感を感じる香料などは配合されていないものの、成分的にはほぼ変わりないものあります。
成分:コーンスターチ、植物性スクワラン、チャエキス、ステアリン酸Ca、ベンゼトニウムクロリド、香料
もし、あなたが防災セットなどを準備しているなら、万が一の為にドライシャンプーを事前に忍ばせておくのも良いと思います。
が!「防災セットを準備していなかった」「準備はしていたが、持ち出すことができなかった」という場合はウェットテイッシュやベビーパウダーでも代用できる!ということは是非覚えていただければと思います。
その他よく読まれている記事
⇛【2024年版】301品使って良かったと感じたアミノ酸シャンプー5選はコレ。
⇒安いけど使用感良かった2,000円以下市販シャンプー8選を発表します。
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
コメントを残す