【元美容師が警告】「アミノ酸シャンプーの洗浄力が弱い」は大嘘。3つの根拠とは?

元美容師Mです。

私は以前からアミノ酸系シャンプーを使う事を強く強く推奨している。

と言うか、アミノ酸系の洗浄成分以外がダメダメ過ぎて、お話にならないレベルなのでアミノ酸系の洗浄成分しか選択技が無いと言うのが現実です。

ただ、中には「アミノ酸系の洗浄成分は、洗浄成分力が弱すぎるんですよぉぉ」と発信しているサイトなんかも見られるのですが、アミノ酸系洗浄成分の洗浄力が弱すぎるという点について断固として異を唱えたいです。

今回は、アミノ酸系洗浄成分は洗浄力が弱すぎるのか?と言う点をテーマに書き綴っていきます。

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「アミノ酸系洗浄剤は洗浄不足?」が嘘だと思う3つの理由とは?

理由その1、実はシャンプー前のすすぎだけで70%の汚れが落ちています。

アミノ酸系の洗浄力について、アツく語る前に前知識として多くの人に知って頂きたいのが「シャンプー前のすすぎだけで、髪の毛の汚れの70%は落ちるっ!!」と言うことです。

もちちろんこれは、適当に髪の毛を濡らすだけの作業で終らすのでは無くて「汚れを落とすんだ!」と意識していすすいでいるときの話ですよ。

殆どのお客さんは「30秒くらい濡らして髪の毛が濡れてとりあえず、シャンプーが泡立てばOk」という認識の人が多かったのですが、実はシャンプー前のすすぎ作業が最も重要な洗浄作業なのです。

美容室ですすいで貰うときも、最低でも2分くらいはすすいでしっかり汚れを落としていますよね?美容室でやっているように家ですすぐ時も、ただ単に濡らすだけでは無く、「もう、このすすぎで全部汚れを落とすっ!」という意識で2分くらいはすすいでください。

お湯ですので、脂分やヘアワックスなどの整髪料を完全に落とすことは難しいですが、それでもかなりの汚れはこの作業だけで落とすことが可能。

私は湯シャンを全く勧めていませんが、湯シャンでも大丈夫って言う人もいるくらいに、すすぎ作業で汚れはかなり落ちると言うことですね。

ただし!「2分くらいすすいでください」と言いましたが、2分って図ってみると分かりますが、結構長い!

そんな、忙しいあなたにお勧めしたいアイテムがコチラのワンダービートという、強力なシャンプーヘッド。

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「もうこれだけで全部汚れ落ちるんじゃねっ?」ってくらい強力な水圧で、すすぐことが可能で、すすぎの時間をかなり短縮できるはず。

シャンプーヘッドなんてそうそうの事が無い限り、壊れることはないしコスパ的にも最強。私も何個も、何個もシャワーヘッドを変えてきましたが、このシャワーヘッドが人類最強のヘッドだと思っています。

出来れば全ての家庭のシャワーヘッドをこれにする法律を制定して貰いたいくらいです。

理由その2、アミノ酸系のシャンプーは皮脂がしっかり落とせない?落とす必要ある?

よくネット上では「アミノ酸系は非常に優しいが、全ての皮脂を落とすことができない」と言うような記述を見かけます。

が!私はこの点について強く、強く異を唱えたい。というのはそもそも「全ての皮脂を完全に落としきる必要あるのか?」というのが私の意見です。

どうしても皮脂=汚れ=悪!

というイメージが定着しつつあるので、皮脂を完膚なきまでにたたき落とすのが正義だと思われてますが、皮脂もちゃんと意味があって分泌されているんです。

・頭皮、髪の毛の保湿効果

・お肌を弱酸性に保って、雑菌が繁殖しにくい環境に保つ

・過剰な肌の水分蒸発を防ぎ、乾燥状態を避ける。

意外と知られていないので、皮脂はただの垢みたいなもんだと思われてしまいがちですが、ちゃんと頭皮や髪の毛の為のバリア機能しての役割があるんです。

これらを完全に全て落としてしまえば、逆に頭皮を痛め付ける行為ともいえるはずです。正に頭皮への冒涜とも言える行為。

「アミノ酸系洗浄成分は弱い」という意見もあるようですが、私はむしろ全ての皮脂を落とさないことがメリットだとすら思えるのですが、あなたはいかがでしょうか?

理由その3、洗い足りない人は、2シャンプーすればOK!

皮脂の量が普通よりも多めの人だと「ちょっと洗い足りないわ!」という人もいるかもしれません。そんなあなたは、2シャンプーする事を私はオススメしたいです。

『1度めは軽めに泡立てるだけで、全体をモコモコ泡立て一回流し、更にもう一度シャンプー剤を付けて、次はしっかり指の腹で頭皮をを洗う』

というやり方を強く推奨します。

これは例えば「スマホの画面指紋がなかなか落ちない!」という理由で、いきなりタワシで画面をこすりまくるなんてことはしないですよね?

タワシで磨けば汚れは落ちるでしょうが、それ以上に画面が傷つきまくるのは小学生でも想像できるはず。普通は優しい布で傷がつかないように何度も何度も、少しずつ汚れが落ちるまで拭いてあげると思います。

髪の毛に関しても、これと全っったく同じ事が言えるんです。

基本的に髪の毛は血管が通っているわけでは無いので、1度痛んでしまうと痛んだ部分は2度と修復されることはありません。

頭皮に関しても、「アミノ酸系の洗浄成分で皮脂が落ちている気がしないから・・・」といって、一気に強力無慈悲な高級アルコール系や石鹸系を使えば、必要な皮脂分まで除去してしまいます。

すると頭皮は「おっなんか皮脂が少ないぞ!もっと分泌ぅ分泌ぅ!」と余計に皮脂の分泌量が増えていく、といった感じに悪循環に陥ります。

なので、もしあなたがアミノ酸シャンプーを使って「洗い足りないなぁ」と感じるのであれば、一気に強力な洗浄剤を使うのでは無く、優しい成分で2度洗うべき!と強くここでお伝えしておきます。

粗悪な洗浄成分は365日間、年中無休であなたを傷め続けます。

美容院のカラー、パーマの施術と違ってシャンプーは殆どの人がほぼ毎日シャンプーすると思います。

一回のダメージはキューティクルを強引に開く、カラーパーマの方が断然ハイダメージを受けるのはもちろんです。

しかし!

シャンプーの場合は毎日、毎日、髪や頭皮に直接付けてこすり付けている訳です、一回のダメージは高く無くても、それが365日だとジワッジワと痛んでくるのは当たり前の話です。

特に石鹸系や高級アルコール系が配合されているような、洗浄力が強力過ぎるものを毎日休み無く、使い続ければ、頭皮や髪を傷め続けるのは当然のこと。

汚れが落ちている気がしないからと言って、毎日タワシで洗い続けるのと、柔らかぁあい羊のムートンで洗い続けるのとで、365日後どちらがダメージが少ないか?と考えればもう答えは明らかです。

以上の点を考慮すると私としては、絶対にアミノ酸系の優しい洗浄成分を使うべきだ!と強く言いたい。

全ての人類がアミノ酸系シャンプーを使うべきだと思う。

私は21世紀、現時点では全ての人がアミノ酸系シャンプーを使うべき!と本気で思っています。

だって、どんなに捻り出してもデメリットなんて1つも無いんですもん(笑)

何か別の革新的な洗浄成分が新しく開発されない限り、弱酸性で適度に洗浄してくれる「アミノ酸系のシャンプーを選択すれば間違い無い」と今この場で宣言します。

しいて言うなれば、「他のシャンプーよりもコストがかかる」と言う面ではデメリットとも言えるかも知れませんが、最近は市販の物でもアミノ酸系がメインのものも増えてきています。

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私個人の意見としては、アミノ酸系洗浄成分でも最上位の成分で設計され、尚且つ髪の毛の保湿&補修成分まで配合されている、haruシャンプーを推奨します。

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予算的に厳しいと言う人でもひまわりなどの市販のアミノ酸系はありますので、そちらを選択すれば良いと思います。

もし、あなたがパッケージや芸能人がCMに出ているだけと言う理由で選んでいたのであれば、是非是非当記事を参考に今後のシャンプー選びに活用して頂ければ幸いです。

 

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正しいシャンプーの選び方と4つの洗浄成分の特徴とは?

※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。

※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

3 件のコメント

  • あや より:

    アミノ酸系シャンプー汚れが落ちきらないと言いますが私もそうと思えないです。
    確かにスプレーやワックスアウトバストリートメントを屈指して使用する人は2シャン?かもう少し洗浄高めがいいのかな?とも思いますが私はヘアセット音痴(笑)で結局は自然なストレートが好きなのでシャントリ以外で髪の毛につけるとしたらメルヴィータのホホバオイル1滴くらいですね…(しかも外出前w)
    これは私が細い髪の毛なのもありますが。
    ルベルイオのリラックスメント(赤)を使えばもうインバスいらないくらいにはまとまるので手間省けるという視点でそれ使ってます。
    たまに同メーカーのでシルキーリペア使ってます。

    某サイトでガラスプレートに人口の皮脂をつけて洗浄力がどのくらいかを試す記事が沢山あったのですが確かにアジエンス等洗浄力高めのはほぼ落ちてて優しめのはしっかりと残ってたのですがそれはあくまでも「プレートをくぐらせただけ」で擦ったりしてないんですよね…
    くぐらせただけで落ちるという事は指で頭皮わしゃわしゃしたら汚れどころかもしかしたら頭皮に必要な油分でさえ洗い流してしまうのではないかと思って髪の毛や頭皮に優しい云々の前にマイルドなシャンプー使うようになりました…

  • じんべいざめ より:

    こんにちは。よくブログで勉強させてもらっています。

    アミノ酸系のシャンプーをしばらく使っていました。ですが、シリコンの多いトリートメントやアウトバストリートメントを使うと、アミノ酸系の洗浄力ではビルドアップがおこり手触りが悪くなるだけでなくシリコンが酸化し、悪臭やダメージの原因となるとまで見ました。

    私はどうしてもシリコン重めのつるっとした感覚が好きなので、トリートメントはシリコン重ためのものを使っています。整髪料なども使います。

    これではだめなのかな〜と思い、最近エーテルカルボン酸系の酸性石けんが主成分で、ノニオン界面活性剤の含まれているシャンプーに変えました。

    洗浄力が上がるのは、ダメージのもとなのは知っていますが、あくまでも使用感では洗浄力に違いを感じません。
    アミノ酸系で2シャンするのと、エーテルカルボン酸系での1シャン、どちらが低ダメージだと考えられますか?
    化学施術を繰り返してきたダメージ毛なんで…

    • ブログ運営者 元美容師M より:

      コメントありがとうございます!返信遅れてしまい申し訳ないですm(_ _)m

      結局のところ頭皮や髪質次第なのですが、シリコンの多いトリートメントを使うとビルドアップがおこる可能性はありますね。
      よほどべっチョリトリートメントしないで、しっかりすすげば問題ないとは思います。

      私はほぼアミノ酸系のシャンプーしか使ってないのですが、ビルドアップしている感じもないですし、洗い方しだいかな~とは思います。
      アミノ酸と言っても洗浄力全然違いますしね・・・

      >アミノ酸系で2シャンするのと、エーテルカルボン酸系での1シャン、どちらが低ダメージだと考えられますか?
      成分だけではなんともです。すいません(汗)アミノ酸系シャンプーでも洗浄力強めのもありますし、カルボン酸系でもメイン成分がマイルドなものもありますので、難しところです。
      ただ、私でしたら1シャン目はカルボン酸などやや強めのシャンプーで頭皮メインにかるぅく洗ってすぐすすぎ、2シャン目でアミノ酸シャンプーでしっかりめに洗うかなと思います。

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