【元美容師が解析】コスパ良しッ!レヴールゼロシャンプー２つの良成分とは？

元美容師Mです。

カチオンフリー！！シリーズとしてリニューアル販売された『レヴールゼロモイストシャンプー』の成分を全力で解析＆レビューしていきたいと思います。

注意してほしいのは、カチオン界面活性剤は髪の毛に柔軟性を与えたり、帯電防止効果を与える成分でリンスやコンディショナーには配合されますが、シャンプーにはそもそも配合されないのが、当たり前だったりします。

つまり、シャンプーにおいてカチオンフリーは当たり前で、珍しくもなんともないというわけです。

メーカー側もコンディショナーはカチオンフリーと宣伝していますが、シャンプーに関しては石油系０％！と記載しカチオン０！とは宣伝してません。

で、このレヴールゼロシャンプーですが、、、「市販としてはかなりGOOD！！なシャンプーだ！」というのが私の意見です。という事で成分を見つつ、何が良くて何がダメなのか？見ていきましょう！

【最重要】Reveur0(レヴール ゼロ) モイストシャンプーの洗浄成分は？

Reveur0(レヴール ゼロ) モイスト シリコーンフリー シャンプー (460mL)(4560249794925)

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もし、あなたが新しくシャンプーを購入検討する機会があればずぇええっったいシャンプーの『洗浄成分』は最低限チェックするべきです。

シャンプーの成分は水が６～７割、洗浄成分が２～３割で残りの１割り程度の中に補修成分、香料、増粘剤など配合しています。

つまり！！水の次に配合量の多い『洗浄成分』がシャンプーにおいて最も影響力のある成分だということですね。

もし、この洗浄成分が強力に強い成分だったりすれば、365日毎日、毎日頭皮や毛髪を痛め続けることになります・・・1回や2回じゃ対した違いじゃなくても、これが5年、10年続けば大きなダメージ差になってきますからね。

という長い、なが～い前置きをおいた上で、『Reveur0(レヴール ゼロ) モイストシャンプー』全成分がコチラ↓

水、ココイルグルタミン酸ＴＥＡ、イソペンチルジオール、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルＭＥＡ、（カプリリル/カプリル）グルコシド、ココイルメチルタウリンNa、テトラオレイン酸ソルベス－４０、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリン酸ＰＧ、ヤシ油脂肪酸ＰＥＧ－７グリセリル、ポリクオタニウム－１０、塩化Ｎａ、コカミドＤＥＡ、ポリクオタニウム－５０、ジオレイン酸ＰＥＧ－１２０メチルグルコース、クエン酸、ＥＤＴＡ－２Ｎａ、ＢＧ、サッカロミセス／コメ発酵液、カラメル、クエン酸Ｎａ、エタノール、ハチミツ、シクロヘキサン－１，４－ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ビフィズス菌培養溶解質、クインスシードエキス、フラガリアチロエンシス果汁、乳酸桿菌／ダイコン根発酵液、トリ（カプリル酸／カプリン酸）グリセリル、ＤＰＧ、レシチン、フラーレン、ローヤルゼリー、ＰＶＰ、イヌラクリスモイデエキス、セルロースガム、ポリビニルアルコール、硫酸Al、キサンタンガム、香料、フェノキシエタノール、メチルパラベン

黄色にマーキングしている成分がこのシャンプーの命運を分けるとも言える『洗浄成分』です。

この洗浄成分を抜き出してみると…↓

ココイルグルタミン酸ＴＥＡ、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa

当ブログ読者さんには、もうお馴染みの「シャンプーの洗浄成分でトップクラス」とも言える私が大好きな、大好きな”ある成分”が配合されています。

では、１つ１つの成分の特徴を見ていきましょう！

洗浄成分１，ココイルグルタミン酸ＴＥＡ

キターーーーー！コレッ！！私が愛してやまないシャンプーの洗浄成分の中でトップクラスとも言える成分がこの『ココイルグルタミン酸ＴＥＡ』

頭皮や毛髪と同じ弱酸性の超低刺激＆洗浄成分のくせに、しっとり感も与えるという、変態的なアミノ酸系洗浄成分です（笑）

もし、あなたが少しでもヘアダメージを少なくしたい、カラーやパーマを長持ちさせたいのであれば、この成分が高配合されたシャンプーを選ぶことを強く、強く推奨します。

洗浄成分２，コカミドプロピルベタイン

コチラの成分は正確にはアミノ酸系成分じゃないのですが、超低刺激＆マイルドな成分でベビーシャンプーに配合されるほど優しい成分。

シャンプー界のバファリンみたいなヤツですね。ただ、その優しさゆえ、このベタイン系の配合量が多いシャンプーはかなりべとつきやすいので、いつも以上によーーーくすすぎましょう！

すすぎに関してはシャンプー選びよりも重要なのでぜひ、コチラの記事も参考にしていただければ幸いです↓
⇛アミノ酸シャンプーだとかゆくなる」あなたへ･･･３つの原因と対策とは？

洗浄成分３，ココイルメチルタウリンＮａ

ココイル～という名称の成分はすべてアミノ酸系！と発信しているサイトもありますが正確にはこの『タウリン』とついている成分はアミノ酸系成分じゃあありません。

とは言ってもかなりアミノ酸系に近い性質で、低刺激なのは変わりないので、どっちでもいいのですが・・・

このタウリンとつく成分は、やや洗浄力が高めの成分。とはいえ、これはアミノ酸系成分と比べるとやや強め～という程度の洗浄力なので、よほどハイダメージでも無ければ問題無しです。

総合的に判断すると、、、めちゃくちゃ優良成分の『ココイルグルタミン酸TEA』をベースに原価を抑えるためにベタイン系を配合し、洗浄力向上の為に『ココイルメチルタウリン』を配合してるって感じ。

ココイルグルタミン酸はかなり、かなり原価の高い成分なので、安価なベタイン系が高配合されている事が予測されますね。

とは言え、市販シャンプーで1,000円前後の価格設定という点を考慮すれば、グーーーーッド！！なシャンプーなのは間違いない。あなたがライトダメージ～ミドルダメージ程度であれば、一度使ってみるのもアリだと思います。

【良成分】２つの頭皮ケア成分はGOOD！

洗浄成分もかなりGOODなんですが、頭皮ケア成分に関してもかなり攻めてます。「えっ市販シャンプーなのにここまで配合しちゃうの？」ってくらい攻めてます。

私が一番攻めてるな～と思ったのが『フラーレン』というアンチエイジング効果が期待できる成分。皮膚が紫外線を浴びると「活性酸素」が増加し、老化が促進されると言われています。

フラーレンはこの活性酸素の発生を抑える事ができる！という研究結果が出ているんです。

出典：http://www.caressemoi.com/_src/sc1331/83t8389815b838c839383f815b835e8fw.pdf
出典：http://www.caressemoi.com/_src/sc1331/83t8389815b838c839383f815b835e8fw.pdf

まあ、あくまでもシャンプーに配合している成分なので、これだけで老化が抑えられる！！とは言いません。この価格帯なのでそれほど配合量が多いとも思えませんし・・・

ただ、1,000円前後の価格帯と考えると、かなり攻めているな～と思います。この価格帯のほとんどのシャンプーは効果があるのか無いのか？意味の分からない「ボタニカル成分」とか配合しているだけなんで。

もう一つは『サッカロミセス／コメ発酵液』という成分。

美容液なんかにも配合される成分で、アミノ酸含有量が通常の白米発酵液の１０倍のアミノ酸が配合されいるという成分です。引用：http://www.beautybouquet.jp/hakkou.html

コチラの成分に関しては、頭皮に塗布して効果があった！というような客観的なデータは見当たりませんでした。

とはいえ、価格帯を考えればかなり攻めているなぁ～というのが私の本音です。

【結論】間違いなく、良コスパシャンプー！

洗浄成分は嘘偽り無く、メイン成分に『ココイルグルタミン酸TEA』というトップクラスのアミノ酸系成分を配合してますし、次点もベタイン系とマイルドな成分で構成されています。

もし、あなたが今までラウレス硫酸～系などの、強力に強い洗浄成分のシャンプーしか使った事が無ければ間違い無く満足度は高いはず。1,000円程度のシャンプーのなかだったらトップクラスのコスパなのは間違いないですね。

ただ、補修成分に関しては「コレぇぇ！！」と言えるような、毛髪を補修するような成分は見受けられないので、ミドルダメージ～ハイダメージの人だと、ややパサツキが気になる可能性はあります。

あなたが「もっともっとダメージ修復力の高いものが使いたい」、「パサツキがどうにもならない！」というのであれば、全てがアミノ酸洗浄分で作られなおかつ『ペリセア』などの毛髪補修成分が配合されているものをオススメします↓
⇛197品解析して分かった！ダメージ＆乾燥毛向きのアミノ酸シャンプー5つを理由を添えて発表します。

いやぁそれにしても市販シャンプーも確実に進化してきて、ほんっっっと嬉しいですね。シャンプーの質が上がってきている事が実感できるシャンプーでした。