目次
元美容師Mです。
銀座に店舗を展開しているLONDOというサロンが販売している『ロンドGINZA ミラボーテシャンプー』の成分を解析&全力評価していきたいと思います!
有名店が監修していると聞くとそれだけで「なんか凄そう!」っと感じてしまいますが、実は有名店が監修しているシャンプーでも成分を見ると市販レベルのものも多かったりするです(汗)
中身は安っぽいのに有名店のブランド力だけで、価格が跳ね上がっているだろっ!みたいな。
しかし!今回のロンドGINZAシャンプーは有名店監修という点を抜きにしても、中々良シャンプーなんです。
ある一点を除いては・・・
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【最重要】ロンドGINZA ミラボーテリペアシャンプーの洗浄成分は?
私が当ブログで一生伝え続けようと思っているのがシャンプーを選ぶ際は絶対に洗浄成分だけはチェックして!っという点です。
というのもいくら有名店ブランドのシャンプーでも、シャンプーのメイン成分でもある”洗浄成分”が強すぎるともれなくパサツキます・・・
シャンプーの成分は8、9割り程度は水と洗浄成分で作られ、残りの1割り程度の中に香料や保湿、補修成分が配合されている事が殆ど。
つまり!いくら保湿成分がタップリドップリ配合されていようが、洗浄成分が強すぎると無意味!に終わります。
もし、あなたがシャンプーを購入検討する際はブランド名や表面の宣伝文句だけじゃなく、裏側の成分もチェックしましょう!
といういつもの長い前置きを置いた上で、洗浄成分をチェックしてみる。
水、コカミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、パーム核脂肪酸アミドDEA、ココイルメチルタウリンNa、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、ポリ-ε-リシン、乳酸Na、PCA、アルギニン、PCA-Na、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド’、クオタニウム-33、コレステロール、クエン酸、クオタニウム-18、トコフェロール、フェノキシエタノール、塩化Na、ラウロイルメチルアラニンTEA、グリセリン、ポリクオタニウム-10、メチルパラベン、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ペンテト酸5Na、安息香酸Na、EDTA-2Na、BG、PG、プロピルパラベン、イソプロパノール、香料
黄色にマーキングしているのがシャンプーの性格を決めると言っても過言じゃない洗浄成分になります。
う~む。。。正直洗浄成分に関しては、その辺の市販シャンプーとそれほど変わらない印象です(汗)
っというのも私が洗浄成分の中でも最も嫌悪する”とある成分”が配合されているんですよね。私はこの成分が配合されている時点で絶対に使いたいと思えません。
では一体とある成分とはなんのか?どんな性格のシャンプーなのか?1つずつ成分を見ていきましょう!
成分1、コカミドプロピルベタイン
洗浄成分の中で最も多く配合されている成分がベタイン系のこの成分。
ベビーシャンプーに配合されるくらい刺激性や洗浄力はマイルドなので、特に悪い成分じゃありません。
ただ、特に珍しい成分でもなく、500円程度から3000円超えのシャンプーに多く採用されている成分なので、コレはッ!っと興奮するほどではないですけどね・・・
私が今まで数百種類上のシャンプーを使ってきましたが、ベタイン系はややアミノ酸系よりもパサツキ易い印象。
成分2、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
冒頭で”とある成分”とお伝えしたのがコレ!!もう、この成分が配合されている時点で私は選択技から外します。
っというのも高級アルコール系の洗浄成分で、とにかく洗浄力が強いんです。強すぎるくらいに。
最近は洗浄力が激強なので『ラウレス硫酸Na』という成分が配合されなくなりつつありますが、それと同じくらい強い洗浄力があります。
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が、代わりに同じくらい洗浄力が高いオレフィンスルホン酸が配合されているシャンプーはかなり多くなってきているので、絶対に注意して欲しいです。
成分3、ココイルメチルタウリンNa
一番配合量が少ないのがタウリン系の成分。
配合量は少ないのですが、この成分自体はサロンシャンプーのメイン成分にも採用されるくらい優良成分ですね。
アミノ酸系に性質がかなり近く、頭皮や髪と同じ弱酸性。
洗浄力も上記の高級アルコール系よりもかなり優しく、アミノ酸系よりはちょっぴり洗浄力があるという優れた洗浄成分です。
成分を総合的に見ると、、、ベタイン系のマイルドな成分に洗浄力をアップさせる為、安価で洗浄力激強な『オレフィンスルホン酸』を配合しているという感じ。
うーん、、、マイルドな成分をベースに洗浄力を底上げするような構成なんですけど、「いくらなんでも洗浄力を底上げしすぎぃ!」っというのが私の本音。
恐らく原価を抑える為というのもあるのでしょうけど、ダメージケア系のシャンプーならもっとマイルドなタウリン系やアミノ酸系をベースにして頂きたいところ。
洗浄成分に関しては、ドラッグストアで購入できるような、市販シャンプーとなんら変わりない印象。
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洗浄成分は正直ビミョー。ではあるものの、その他の保湿成分、補修成分については豪華。本当に豪華。
保湿成分にばかりコストを掛けたのでは?ってくらいです。笑
私がコレは良いッ!っと思った成分をいくつか紹介していきたいと思います。
成分1、セラミドAP、セラミドNP、セラミドNG
成分表を見るとぱっとみて分かるのが、トリートメントにも配合されるような保湿成分である『セラミド』のオンパレード!
「セラミドの海鮮丼やぁ~」っと言わんばかり(謎)にこれでもかッ!ってほどセラミドが入っています。
特に注目したいのが天然ヒト型セラミドですね。合成セラミドと比較すると3倍もの保湿力、バリア機能があるとデータもあります↓
「天然ヒト型セラミド」の保水力・バリア機能改善効果は合成ヒト型セラミドの3倍、天然植物セラミドの15倍。
出典:https://www.takakura.co.jp/enjoy/labo/ingredients/ceramide/※セラミドAP⇛セラミド6Ⅱ、セラミドNP⇛セラミド3 、セラミドNG⇛セラミド2
天然ヒト型セラミドだけでなく、保湿力は低いものの合成セラミドも配合されています。正にセラミドシャンプー。
ああぁ、これで洗浄成分もアミノ酸系とかだったら、最高ぅ~!だったのに・・・
成分2、クオタニウム-33
こちらは髪の毛の表面に付着して、ツヤ感保湿力をアップさせる成分ですね。
その失われた18MEAの代わりを担ってくれる成分がこのクオタニウムー33というトリートメント成分。
あくまでも、シャンプーに配合されている成分なのでここまでの保守力は期待できないですが、優秀なのは間違いない。
成分、3 加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク
こちらは市販のトリートメントなんかにも配合される、お馴染みの補修成分。
毛髪のタンパク質に近いケラチンやコラーゲン、シルクを配合する事でハリ・コシ感アップや保湿力アップが狙えるというわけです。
ヘアケアシャンプーだと市販のものでもよく配合されているので、珍しい!っというわけではないですが、オーソドックスな補修成分を3つも配合しているのは優秀。
【結論】洗浄力さえ、マイルドなら最高なのですが・・・
保湿成分に関しては市販シャンプーの中ではかなり上質。
美容室のトリートメントにも配合されるようなセラミドから、オーソドックスな加水分解ケラチン類なども取り揃えています。
保湿、補修成分に関して言えば市販シャンプーでこれだけ豪華なら文句は言えません。笑
ただぁぁし!やはり気になるのが『オレフィンスルホン酸』の存在です。
ベタイン系の成分がベースなので、使った直後にパサツクとは言えませんが、1週間、2週間使い続けていくと「あれ?最初は良かったけど・・・」っと感じる可能性は高いかと。
冒頭でもお伝えしたようにやはり洗浄力が強いといくら保湿成分が豪華でも、洗浄力の高さで意味がなくなっちゃうので(汗)
もし、あなたが「ヘアダメージが気になる」「パサつきが気になる」「カラーを長持ちさせたい」と言うならもう少し優しい洗浄成分の物を強くオススメします。
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これで、洗浄成分がアミノ酸系だったら間違いなく、当ブログのランキングに載せたいところなのですが、ここだけが残念。
参考の1つにして頂ければ幸いですm(_ _)m
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