【元美容師が解析】メリットピュアンシャンプーの”注意成分”とは?

元美容師Mです。

メリットと言うネーミングなのに、”デメリットだらけだったメリット”が、しゃれおつぅぅなパッケージにリニューアルしたんです。

最近は市販シャンプーもかなり進化してい来ているので、メリットついにマイルドな洗浄成分になったかッ!と期待したんですが・・・

忙しいあなたの為に結論から言ってしまうと「私は全くオススメしない」というのが結論です。とう言うのも私が最も嫌いな”ある”成分が配合されているんですよねぇ。

という事で、メリットシャンプーピュアン(2018年リニューアル版)の成分を徹底解析&レビューしていきたいと思います。

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【最重要】メリットシャンプーピュアン(2018年リニューアル版)の洗浄成分は?

当ブログをいつも読んでいただいている読者さんには記事を閉じられそうですが、何度でも何度でも伝えようと思っているのが「シャンプーを選ぶときはぜっったいに洗浄成分をチェックしよう!!」ということです。

シャンプーの成分は水が6~7割、洗浄成分が2~3割で構成され、残りの1割程度にその他の香料、補修成分、安定剤などが配合されているんですよね。

つまり!水の次に配合量が多い”洗浄成分”が最もシャンプーの性格を左右するってことです。もし、この洗浄成分がメチャクチャ強力な成分だったりすれば、どんなに「植物成分配合!」と書かれていても、洗浄力が強すぎるので無意味になります・・・

この記事を読んでしまったあなたは今日から、絶対に自分が使うシャンプーの洗浄成分はチェックするようにしましょう!!

といいうなが~い前置きをおいた上で、メリットピュアンの全成分がコチラ↓

水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウレス-16、ラウラミドプロピルベタイン、イソデシルグリセリルエーテル、PPG-3カプリリルエーテル、リンゴ酸、レモン果実エキス、キウイエキス、キイチゴエキス、グリチルリチン酸2K、ポリクオタニウム-10、コカミドMEA、ラウレス-3、塩化Na、リン酸、水酸化K、ベンジルアルコール、BG、安息香酸Na、香料

黄色にマーキングしている成分が、シャンプのーの洗浄成分なので、これらだけを抜き出してみるとこんな感じ↓

ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウラミドプロピルベタイン

成分数がかなり少なくシンプルな構成ですが、、、この中に私の嫌悪する「洗浄成分で最も嫌いな成分」が含まれています。もちろん、私が嫌うには理由があります(理由はしっかり後述します)

という事で1つずつ成分の特徴を見ていきましょう!!

洗浄成分1,ラウレス硫酸アンモニウム

初っ端で申し訳ないんですが、私が最も嫌いな成分がコレェェ!!!『ラウレス硫酸アンモニウム』という強力にまで洗浄力が高い成分です。

あなたも「ラウレス硫酸と書かれているものは使わないほうがいい!」と聞いた事があるかもしれませんが、まったくもってその通りです。

ラウレス硫酸Naに比べると、アンモニウムの方がほんの少し刺激性や洗浄力がマイルドとは言われているものの、ぶっちゃけ使っても違いは分からないと思います。
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原価が安く泡立ちがかなり良いので、消費者の表面的な満足度も高いのでメーカー側は配合したがりますが、我々消費者には何のメリットもないですね・・・

強いていえば価格が安くなるくらいか。せっかくリニュールしたのだから、せめてこの成分だけでも変えてくれればなぁ~。

洗浄成分2,ラウリルヒドロキシスルタイン

次点で多く配合されている成分がこちらの聞き慣れない成分。上記のラウレス硫酸アンモニウムよりは、刺激性も低く洗浄力もかなり優しい成分です。

ほぼベタイン系と同等の洗浄成分ですね。この成分に関してはGOOD!

洗浄成分3,ラウラミドプロピルベタイン

どんなシャンプーにも配合されているのがこの「ベタイン系」の洗浄成分。ベビーシャンプーにも配合されるくらい超低刺激でなおかつ、洗浄力もかなりマイルド!

コカミドプロピルベタインとほぼ同じような性質を持っている成分ですね。原価が安く洗浄力もマイルドなのでこの成分もよく配合される成分です。

総合的に見ると、、、シャンプー界の洗浄成分の中でもトップクラスに強力な『ラウレス硫酸アンモニウム』をベースにその他のベタイン系のマイルドな成分で、刺激&洗浄力を抑えているという、典型的な王道ダメシャンプーの配合ですね・・・

ベタイン系で刺激を緩和している!と言ってもラウレス硫酸アンモニウムは、ベタイン系のマイルド加減を遥かに凌駕するほどの洗浄力があるので、全くダメージレスになっていません(汗)

もし、あなたがカラーやパーマなどの施術をしているなら間違いなく持ちは悪くなるだろうし、パサツキや乾燥が気になっているなら避けるべきだ!とお伝えしたい。

補修成分も最低レベルだと思います。

私がシャンプーの成分を解析する際に心がけているのは、そのシャンプーの良い点、悪い点を伝える!という事を心がけています。

なので、他のシャンプーの成分解析などみてもらえば、おわかり頂けると思いますが「洗浄成分はダメでも、補修成分は良い!」と言った感じにシャンプーのいい面を少しでもお伝えしたいと思っているんです。

しかし!このメリットシャンプーには無いんです・・・この成分は良い!と言える成分が1つも(汗)

一応、無理やり引っ張りだすなら、保湿成分としてリンゴ酸、レモン果実エキス、キウイエキス、キイチゴエキスこの辺りの植物性エキスなどが保湿成分に当たるでしょうが、正直入っていようがいまいが変わらないと思います・・・

もう一つ無理やり良い点を引き出すなら『グリチルリチン酸2K』という成分は消炎作用があるので、かゆみが気になる人にはいいかも?ってくらいです。

ただ、このグリチルリチン酸2Kも特に珍しい成分でも無いですし、よく他のシャンプーにも配合される成分です。

補修成分、保湿成分に関しても間違いなく最低レベルだというのが私の本音です。

【結論】購入する必要無し!心の底からオススメできません。

洗浄成分はかなり強めの成分が配合されているし、その他の保湿成分についてもかなり弱い。

このシャンプーを使うメリットが1つも見あたらないんです。ホントに・・・

最近はラウレス硫酸フリーのものも増えてきているので、「リニューアルで変わるかなぁ?」と思いましたが、パッケージがオシャレになっただけで中身に関してはデメリットしか無いと思います。

安価な市販のシャンプーでも、もっともっと優れているシャンプーはいくらでもあるので、わざわざこのシャンプーを選び理由は無い!と言うのが結論です。
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もし、あなたがメリットの購入を検討されているなら、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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