目次
元美容師Mです。
私はアミノ酸の洗浄成分がメインで作られたシャンプーを全人類が使うべきだ!と割りと本気で考えています。
アミノ酸系以上に良い成分が開発されれれば、当ブログの意見ももちろん変わる可能性はありますが、2018年現時点で最高の成分なのは間違いないです。
しかし!「アミノ酸系のシャンプーを使うとなんか頭皮がかゆくなる!」と言った声も少なからずあります。
もちろん、人間の体質は100人いれば、100人とも違うので「いやいや、ぜっっったいアミノ酸系シャンプーを使い続けろっ!」と私の意見を押し付けるつもりは毛頭ありません。
ただ、痒くなる原因を知り、改善することで髪や頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーを使える可能性はあるので、もし、あなたが「アミノ酸系シャンプーは私には合わないんだわ」と絶望しているのであれば、一度当記事を参考にして頂ければ幸いです!
その他よく読まれている記事
⇛【2024年版】301品使って良かったと感じたアミノ酸シャンプー5選はコレ。
⇒安いけど使用感良かった2,000円以下市販シャンプー8選を発表します。
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
アミノ酸シャンプーで頭皮が痒くなる3つの原因とは?
原因1、今までのシャンプーと同じように洗っている
アミノ酸系シャンプーは昔に良く市販品で配合されていた、ラウレス硫酸Naなどに比べると洗浄力がめちゃくちゃマイルド。
もし、あなたが今まで洗浄力の高い高級アルコール系などのシャンプーを使っていて、アミノ酸シャンプーにシフトしたのであれば、同じ洗い方をしていてはしっかり洗えていない可能性もあります。
1シャンで「洗い足りない感」があるなら、優しい洗浄力で2シャンすることで必要最低限の皮脂を残しつつ、洗い上げることができます。
⇛【元美容師が警告】「アミノ酸シャンプーの洗浄力が弱い」は大嘘。3つの根拠とは?
というのも、ラウレス~やスルホン酸~系は洗浄力が高い故に、洗浄力に頼り切ってテキトーにシャンプーしても、メチャ強力な脱脂力で勝手に脱脂してくれます。
というか高級アルコールの脱脂力が強すぎで、指でゴシゴシする以前に泡立てただけで、全ての油分を抹消するくらい強すぎなんですけどね・・・
が!今アミノ酸系シャンプーは高級アルコールよりメチャマイルドな洗浄力なので、同じような洗い方だと洗い足りていないという可能性があるんです。
例えて見るなら今まで「タワシ」で洗っていた物を・・・
「やわらかぁぁいスポンジ」に変えて、同じような洗い方で同じように汚れが落ちるか?と言うと同じようには落ちないはず。
「えっ?!じゃあしっかり頭皮をあらえないの?」と思ってしまうかもしれませんが私はそうは思いません。
そもそも、頭皮の油分だって雑菌の繁殖や乾燥を抑えたりするという大事な役割があるので、「全ての油分を完全に抹消する事自体が間違っている!」と声を大にして言いたい。
何故か頭皮の油分=汚れみたいな風潮がありますが、適度に残す分には問題無いし、むしろ毎回、毎回油分を抹消することで「頭皮の油分が足りないぞぉぉ~」と余計に皮脂の分泌が多くなる可能性がありますからね。
原因2、すすぎが足りない!
アミノ酸系の成分は、保湿力が高い傾向があります。高級アルコール系よりも、肌に残りやすい性質も持っているのでいつもより長くすすいで、すすいで、すすぎまくってください。
これも私が美容師時代から、何度も、何度も、何度も!!!
伝えていることなんですが、シャンプーで超重要なのはシャンプーの泡でゴシゴシする時よりも、むしろシャンプー前と後のすすぎが超重要だと言うことです。
私自身、数千人お客様と接した経験がありますが「シャンプーのすすぎは適当です(笑)」みたいな方がほとんどでした(笑)
どんなにシャンプーの界面活性剤が頭皮の皮脂や汚れをとっても、それを洗い流せていないなら全くの無意味。一度汚れを浮かせたものを頭に乗っけたまま、1日中過ごしているのと同じようなものです(笑)
できれば、シャンプー前のすすぎで2分。シャンプー後のすすぎでも2分。。。最低でも1分半くらいはすすぎまくってください。
と言っても、これはアミノ酸系にかぎらず、どんなシャンプーを使うときでも、ずぇったい意識してほしいのポイントなんですけどね・・・
「そんなにすすぎに時間を掛けられないわ!」という忙しいあなたは、水圧の強力なシャンプーヘッドを検討するのも1つの手段です。
私は最強のシャンプーヘッドを探し彷徨った結果。
TOTOさんが販売している『ワンダービート』というシャンプーヘッドが最強という結論にたどり着きました。
めっっちゃ強力な水圧がでるヘッドに交換で、ちょおおーー気持ちいぃぃですし、明らかにすすぎ時間は短縮されました。
⇛【神器】ワンダービートシャンプーヘッドとは?
シャンプーヘッドなんて滅多に壊れるものでは無いし、実質半永久的に使える事を考えれば、あれこれと変なシャンプーを買い漁るよりもコスパが良いのは間違いないと言えます。
もしあなたの家のシャワーの水圧がふにゃふにゃな水圧であれば、水圧の強くなるヘッドに交換することで、すすぎクオリティが向上する可能性は十分にあります。
原因3、アレルギーなどが原因の可能性
アミノ酸系シャンプーはナチュラル感、自然派をアピールするためなのか、何なのかは知りませんが植物系のエキス、オイルなどがふんだんに配合されている商品がかなり多いです。
が、植物系成分なので、アレルギ-体質の人が反応を起こす可能性はありえます。
ただ、もしかゆくなる原因がアレルギーであれば、頭皮だけじゃなく手や背中なども無償に痒くなる可能性が高いので、「頭皮だけ痒い」と言う場合は上記の2つの原因が殆どかと思われます。
ちなみに私の意見では「植物系の成分が配合されようが、されていまいが効果なんて感じないでしょ!」っていうのが本音ではあります。
【まとめ】シャンプーが優れていても、洗い方が駄目ならアウト!
シャンプーは万能薬では無く、頭皮を髪を洗浄するためのアイテムに過ぎません。もし、あなたがどんなに優れたシャンプーを手にしても、正しい洗い方で洗わなければアウトッ!!です。
と言っても「人生でシャンプーする回数は2万回」と言われているにも関わらず、正しいシャンプーの知識を学ぶ機会がほぼ無いので仕方ないのですが・・・
当記事でも伝えているように
・シャンプー前と後のすすぎをしっかり2分程度する
・かゆみが気になる場合は2シャンする
この2点を徹底的に意識するだけでも、「アミノ酸系に変えた事で」発症したかゆみの原因はほぼ無くなるはずなので絶対今日のシャンプーから意識してくださいね!
また、他にもシャンプーや髪の知識に関して「これはどうなの?」「こういった場合はどうすればいいの?」など疑問点があれば、ぜひぜひ当記事のコメント欄に書き込んで頂ければ!と思います。
その他よく読まれている記事
⇛【2024年版】301品使って良かったと感じたアミノ酸シャンプー5選はコレ。
⇒安いけど使用感良かった2,000円以下市販シャンプー8選を発表します。
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
コメントを残す