【元美容師が解析】オサジシャンプー 3つの高保湿成分はコレだッ!

元美容師Mです。

オーガニックシャンプーで、人気がジワジワでてきている『オサジシャンプー』の成分を解析&本当に良シャンプーなのか?評価してきたいと思います。

正直、言ってしまうと個人的にはオーガニックに関しては、あまり興味が無いです(汗)
騙されるな!シャンプーの「オーガニック商法」3つの真実を暴露します。

「オーガニックに関してはどっちでも良い!」っという立場なのですが、オーガニック云々抜きにしても、成分的は良シャンプーだ!と言うのがこのシャンプーの成分を見た私の率直な本音です。

一体どんな成分が配合され、どんな人向きのシャンプーなのか?!解説していきます!

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オサジシャンプーの現在の価格、詳細はコチラ!

もし、あなたが「このシャンプー気になるっ!」っと思った時は口コミやレビューを見ただけで、良いシャンプーなのか判断しない方が良いです。

っというのも口コミやレビューも短期的な使用感は参考になりますが、1ヵ月、2ヵ月後の使用感を予測するには「どんな洗浄成分が配合されているのか?!」はぜっったいチェックするべきです。

ぶっちゃけ、シリコンやポリマー系のコーティング成分をタップリ配合しておけば、短期的な使用感を向上させるのは簡単ですので(汗)

「使っている最初の内は使用感が良かったけど、だんだんバサ付いてきた・・・」

というのは、”シリコン系のコーティング系成分が多く配合されているが、洗浄成分がダメージがある場合には洗浄力が高い”という可能性も考えられます。

段々ぱさついてくるというのを避ける為にも、ぜっったいに洗浄成分だけでチェックしてくださいね!

というわけで『オサジシャンプー』の全成分がコチラ↓

水、ラウロイルメチルアラニンNa、ジグリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイルアラニンNa、プロパンジオール、コカミドメチルMEA、ペンチレングリコール、ツバキ種子油、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、グリセリン、クエン酸、ポリクオタニウム-10、乳酸桿菌/ダイコン根発酵液

最近のシャンプーと違ってゴチャゴチャと色んな成分を入れまくっているわけじゃなく、配合されている成分が少なめなのが逆に好印象。

そして、、、洗浄成分も上質!では一体どんな成分が配合されているのか?!解説!

成分1、ラウロイルメチルアラニンNa

水の次に記載されているのがこの『ラウロイルメチルアラニン』というアミノ酸系成分。

頭皮や髪と同じ弱酸性の性質で刺激性も洗浄力もかなりマイルド!まさに、乾燥毛やダメージヘアにベストマッチな洗浄成分であります。

仕上がり感的にはしっとりよりも、サラサラとした質感に仕上がりやすい洗浄成分ですね。

原料が高い成分でもあるので、市販シャンプーのメイン成分に配合されることは殆ど無いGOOD!な成分です。

成分2、コカミドプロピルベタイン

2番めに配合されてるのが『コカミドプロピルベタイン』

こちらも刺激性や洗浄力はマイルドなのですが、本当に500円程度から高級シャンプーにまで殆ど配合されているだろ!ってくらいよく見る成分です。

もし、あなたがシャンプーの成分を見る機会があれば、コカミドプロピルベタインを探してみて欲しいです。

「あれ?全部のシャンプーに入っている?」ってくらい見かけると思いますので。笑

とは言え優しい成分なのは間違いないので無難に良成分だと言えます。

総合的に見ると、、、アミノ酸系成分をベースにやや原料が安価で気泡力を向上させる『コカミドプロピルベタイン』をプラスしているという感じ。

公式サイトには「さらさらでまとまりのある髪へ」っと書かれていますが、正にまとまりのあるさらさらヘアーを目指す人におすすめ!っと言いたくなる成分構成です。

ただ、オーガニックってだけで洗浄成分がダメージがある場合には洗浄力が高いシャンプーもあったりするのですが、オサジシャンプーは洗浄成分も本当に上質!

何か1つくらいは、ダメ出ししたい気持ちがあったのですが、洗浄成分的には何も文句がなしっ。

3つの良成分とは?

オーガニックシャンプーだから、精油成分なんかには力入れているだろうけど、保湿補修成分は微妙なんだろうなぁ・・・

っと勝手に妄想していましたが、その他の保湿成分も中々優秀。

1,プロパンジオール

まずはプロパンジオールという保湿成分。

別の保湿成分『グリセリン』と一緒に配合する事で、飛躍的に保湿効果が向上するという検証結果が出ている成分ですね↓

プロパンジオール(Zenma)+グリセリン《臨床試験による角層水分量の向上作用》化粧品への影響(シャンプー処方)
引用:Zemea(R) Select プロパンジオール

市販のシャンプーに配合されていることもあるにはあるんですが、配合量が少なかったり洗浄成

「っという事はグリセリンも配合されているのか?!」っと思って成分を見返したら、やはりグリセリンも配合されていました。笑

毛髪のダメージを補修するような成分では無いですが、「乾燥が気になるぅ!」っという人にはかなりありがたい成分なのは間違いない。

こちらのような3000円超えのシャンプーにも配合される成分ですね↓
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2,ジグリセリン

2番めに注目したいのがこちらも保湿成分。グリセリンと同じく保湿効果の高い成分です。

が、グリセリンはベトつきやすい性質があるのに対して、こちらはサラッとした質感ながら保湿性が高い性質がある成分なんです。

そして、驚くべきはその配合量。

成分表を見ると洗浄成分であるコカミドプロピルベタインよりも多く配合されています。笑

一体どれだけ保湿する気だ!っと問いただしたくなるレベル。

ただ、いくらサラッとした質感だと言っても、洗浄成分よりも多く配合されているので、あなたが「ベタッとしやすい」髪質であればベトつき感は気になる可能性は高いのでその点は注意。

3,(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10

こちらも保湿成分。グリセリン特有のベタツキ感を抑えてくれ、サラサラとした質感に仕上げてくれる成分。

水分の蒸発を抑えるバリア機能的な効果が期待できる成分ですね。

 

出典:ネオソリューアクア

上記のプロパンジオールやグリセリン等で毛髪に与えた水分を閉じ込める事で、保湿持続力アップが狙えるというわけですね。

うーむ、、、乾燥した髪が広がる!って人にはモッテコイな成分です。

全体的に見ると毛髪を補修する成分はほぼ配合されていないので、「カラーやパーマを繰り返してる」「カラー等を長持ちさせたい」という人向きではないです。

が、保湿成分は割と多く配合されているので「髪が乾燥して広がる!」という人には合っているかなぁと。

欲を言えばヒアルロン酸の2倍もの保湿力がある『リピジュア』あたりなんかも配合してくれれば最強レベルですが・・・

ヘアケア向きシャンプーと言うよりも、オーガニックシャンプーですし、これでも十分良成分!かとは思います。

【結論】オーガニックシャンプーでは十分な保湿力。

洗浄成分からして、安い市販シャンプーよりクオリティは高いです。どうみても。

オーガニックシャンプー!っと言いつつ、洗浄力がメチャ高いシャンプーも存在する中、しっかりアミノ酸系成分が配合されているのは好印象。

その他の保湿、補修成分に関してはスゴイ良いっ!っと興奮するほどではないですが、抑えるとこは抑えられている!という感じ。

流石にヘアケアシャンプーに比べるとちょっと見劣りしますが、オーガニック系シャンプーが使いたい人で尚且、「乾燥が気になる」という人は検討するのは十分にアリ!

価格に関しても一本500mlと大容量ながら、2000円とオーガニックシャンプーの割に意外にも安いですし。

もし、あなたが『オサジシャンプー』を検討しているなら、参考の1つにして頂ければ幸いですm(_ _)m

 

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※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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