目次
SNS等でめためた評判が良い市販シャンプーがこのYOLUシャンプー。
最初は持ち上げられすぎぃぃ!って思ったんですが、後に出てきたYOLUリラックスシャンプーの方はかなり良いッ!出来。
カームナイトも悪くはないんだけど、成分的には市販シャンプーの域を出てないんですよね(汗)私なら断然リラックス選びます。
ではこの2つは何が違ってどっちがどんな配合成分なのか?!今まで300種~はシャンプーを使ってきた私が解説していきます。
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【カームナイトリペア】YOLU(ヨル)シャンプー
成分解析
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、ラウロイルメチルアラニンNa、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコ-ス、セラミドNG、コレステロール(羊毛)、ネムノキ樹皮エキス、クオタニウム-33(羊毛)、ハス花エキス、セラミドNP、セラミドAP、グリセリン、ポリクオタニウム-10、異性化糖、ゼイン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ジステアリルジモニウムクロリド、γ-ドコサラクトン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、安息香酸Na、EDTA-2Na、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、セバシン酸ジエチル、イソステアリン酸、DPG、BG、PG、フェノキシエタノール、香料
※黄色にマーキングされているのがシャンプーで最も重要な”洗浄成分”
まずは配合されている成分をチェック。
メインとも言える洗浄成分が”オレフィンスルホン酸”というラウレス硫酸とほぼ同等の洗浄成分が高い成分がメイン成分。
この成分単体で言うと洗浄力は高いんですが、次点で配合されている成分が”ココイルグルタミン酸TEA”というかなりしっとり感重視の成分なんですよね。
3,000円を超えるようなシャンプーにメインで配合されることもあるような成分だったりします。
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というのもあって、メインの成分こそかなり強めではあるものの、強力+しっとり重視なので洗浄力高い方ではあるけれど、まあまあ洗浄力のバランスは取れているかなぁとは思います。
そして、補修や保湿成分。
しっとり感重視なシャンプーなだけあって、3種類の『セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP』が配合されているのが特徴。
中でも保湿力が高い『天然ヒト型セラミド』まで配合されてて、保湿成分はGOOD!
「天然ヒト型セラミド」の保水力・バリア機能改善効果は合成ヒト型セラミドの3倍、天然植物セラミドの15倍。
出典:https://www.takakura.co.jp/enjoy/labo/ingredients/ceramide/※セラミドAP⇛セラミド6Ⅱ、セラミドNP⇛セラミド3 、セラミドNG⇛セラミド2
保湿成分だけじゃなく、毛髪表面を補修する『クオタニウム-33』やら
クオタニウム-33
・毛髪表面のキューティクルを補修する
・毛髪や皮膚表面への吸着性が高い
・毛髪表面の滑り性を改善し、柔らかい髪を演出出典:日本精化 ラノリン
※カチオンNH =クオタニウム-33
『ゼイン』なんかの補修成分まで入っちゃってます。市販シャンプーって考えると、なかなか良しッ!
他にも保湿成分や補修成分はちょいちょい配合されているという感じ↓
・ネムノキ樹皮エキス(保湿成分)
・コレステロール(羊毛)(毛髪補修成分)
・γ-ドコサラクトン(毛髪補修成分)
【使用後レビュー】
というわけで、実際の使用感もチェック!なんか泡立ちがかなり良かったです。笑
スルホン酸がメイン成分なので「ギュッ」と脱脂されまくるかなぁ?と思いましたが意外にもそこまでではなかったです。
シャンプーによってはゴワッゴワになって髪が1つのブロックみたいになるものもあります。笑
ただ、YOLUシャンプーはスルホン酸メインだけど、ココイルグルタミン酸がクッションになっているのか、そこまで強すぎるっってことはなさそう。
長期的に使ってく場合はわかりませんが、少なくとも一回シャンプーした直後の指通りは悪くなかたです。
YOLUシリーズの中では洗浄力が高め=ベタつきやすい人やサラッとした質感が好きな人向き。
他のYOLUシャンプーだとべたついちゃうのよねぇ~というような人はこちらを検討するのもいいかと思います。
もしあなたが「ダメージ毛もちょい気になるけど、べたつきやすい」とかであればコレを選んでみるのもアリ。
より詳しいレビューはコチラ↓
⇛【解析&口コミ】どんな人向き?YOLU(ヨル)シャンプーを使った5つの本音。
・なおかつダメージや乾燥向け
・洗浄力も適度にある
・他のYOLUだと重く感じる場合はあえてこっちか
【リラックスナイトリペア】YOLU(ヨル) シャンプー
水、グリセリン、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルメチルタウリンNa、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、イソステアロイル加水分解コラーゲン、セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク、γ-ドコサラクトン、フィトステロールズ、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、異性化糖、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、リン脂質、ネムノキ樹皮エキス、ゼニアオイ花エキス、ミリスチルベタイン、PPG-3カプリリルエーテル、ポリクオタニウム-65、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ダイズ油、ポリクオタニウム-10、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ジステアリルジモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ゼイン、クエン酸、クエン酸Na、BG、セバシン酸ジエチル、イソステアリン酸、イソノナン酸イソノニル、DPG、塩化Na、PPG-7、ヘキシレングリコール、アラリアエスクレンタエキス、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
※黄色になっているのが洗浄成分
成分解析
え?!全然違うじゃんっ!と驚いたのがコチラのリラックスナイトリペア。
いやね。シリーズもののシャンプーってほっとんど成分一緒じゃん・・・ってものも多いんですよ。笑
ただ、このYOLUのリラックスは同じシリーズながら、まったく別物のシャンプー。
まず洗浄成分が”ラウロイルメチルアラニンNa”というアミノ酸系に変更されてて、この時点で上のカ-ムよりマイルドと予測できます。
市販シャンプーってメインがアミノ酸系だと、こっそり安価で強力な洗浄成分がサブ的に入っていることもあります。
が、このリラックスはサブ成分も”ココイルメチルタウリンNa”というサロンシャンプーのメインでも採用されるような成分でGOOD!
更に!洗浄成分の前を見えると”グリセリン(保湿成分)”と記載されてますね。
つまり、洗浄成分よりも多くグリセリンという保湿成分が配合されているってわけです。
補修だけじゃなく、保湿の方についても考えられているなぁと思いました。
肝心の補修成分については”ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)”
という毛髪のダメージ部分に吸着して、しっとり感や水分保持力をアップさせるという補修成分。
ペプチド(加水分解ケラチン)のN末端をカチオン化することで、痛んだ毛髪への吸着性を高め、疎水化することで外部ダメージから保護するとともに内部成分の流出を抑えます。
引用:Promois® WK-SAQ
”イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)”という毛髪にタンパク質を補充し、髪の強度を高める補修成分なんかも入ってますね。
そして、髪の内側だけじゃなく外側に対しても”加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、γ-ドコサラクトン”が配合。
ドライヤー等の熱に反応し、毛髪表面を補修するって成分ですね。
その他にも保湿成分などあれこれ入っております↓
・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(保湿成分)
・ゼイン(毛髪補修成分)
【使用後レビュー】
泡立ちはカームよりも若干悪いかなぁ?という感じでした。モクモク泡立つわけではなく、ややシャバッとしているかな。
とは言え普通にシャンプーしてて気持ちいぃくらいには泡立ちました。人によっては2シャン必要かも?
シャンプー後の手触り感は・・・
カームではちょっぴり「ギュ」っと脱脂されている感あったんですが、コッチはそんなの無かったですね。笑
補修成分入っているのでハリ・コシ感アップも期待できるんで、やや細毛さんくらいならボリュームアップ感も狙えます。
一方、洗浄力は控えめなのでかなり細毛さんや猫っ毛さんだと、ぺたんとしやすい配合成分かもしれません。
あとは、夕方になると前髪がベタっとする方。こういう方だと、洗浄力が弱く感じる可能性はありますね。
香りはコッチの方が強い気がする・・・
より詳しいレビューはコチラ↓
⇛【解析&口コミ】YOLU(ヨル)シャンプー(リラックス)を使った5つの本音。
・やや洗浄力があるアミノ酸系成分がメインだが悪くない
・しっとり系の洗浄成分
・パーマヘアやカラー毛向けの補修成分
【ディープナイトリペア】YOLU(ヨル) シャンプー
水、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ラウレス-4カルボン酸Na、水溶性コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、ネムノキ樹皮エキス、ブドウ果実エキス、ハナビラタケエキス、ビャクダン木エキス、グリセリン、ポリクオタニウム-10、オクチルドデカノール、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース、クエン酸、BG、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
※黄色にマーキングされているのがシャンプーで最も重要な”洗浄成分”
成分解析
こちらもリラックスナイトリペアと同じくメインの洗浄成分が”ラウロイルメチルアラニンNa”というアミノ酸系成分。
なのですが、こっちは洗浄成分の前にグリセリンが配合されていないので、こちらの方がやや洗浄力は高いと思われます。
サブ的に配合されている洗浄成分に関しても”ココイルメチルタウリンNa”というやはりアミノ酸系よりやや洗浄力が高い成分。
と言ってもサロンシャンプーにも配合されるような成分で、ダメージ毛にも対応できる成分ですね。
他のシャンプーと違って”ラウレス-4カルボン酸Na”という洗浄力が高い成分が入っているのが特徴的。
洗浄力が高いと言っても刺激性は低いのに洗浄力があるという成分なので、しっかりめに洗いたい!と言う人向きの成分。
総合的に見るとアミノ酸系のマイルドな成分と、ラウレス-4カルボン酸Naなどの洗浄力高めな成分とでうまくバランスとっているようなシャンプーですね。
で、保湿成分なんですが公式サイトでやたらと推しているのが”水溶性コラーゲン”と加水分解ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸)”のW保湿成分。
一般的なヒアルロン酸よりも更に分子量が小さいので、更に保湿力が期待できる!って成分ですね。
ナノヒアルロン酸というとなんかすんごい特別な成分に感じるんですが、加水分解ヒアルロン酸自体はけっこうポピュラー保湿成分だったりするんですよね。笑
水溶性コラーゲンに関しても、保湿系シャンプーにはそこそこ配合されているのを見かける成分です。
ボタニストのルースや、エイトザタラソなんかのシャンプーにも配合されていたりする成分です。
⇛【ボタニスト ルース シャンプー全2種比較】どっちが良い?元美容師がおすすめを本音で解説します。
ただ、ディープナイトリペアは配合成分の数が少ないので、それらのシャンプーよりそれぞれの保湿成分の濃度は高いかもですね。
洗浄成分がアミノ酸系メインなんで、しっとり系のシャンプーではあると思います。
実際使ってみたんですが、まさにカームナイトリペアとリラックスナイトリペアの中間って感じの使用感に感じました。
(シャンプー使った証拠画像データが紛失してしまいました・・・)
「そこそこ洗浄力もありながら、ダメージよりも髪の乾燥も気になる~」って人が検討するべきバランス型シャンプーって感じですかね。
・リラックスナイトリペアと違い、補修成分は見受けられないが保湿成分がある
・カラーやパーマなどのダメージよりも、乾燥、癖っ毛向けの配合成分
【結論】結局どれを選ぶ?配合成分の違い。
洗浄力の差があるので、どれが正解とかはないんですが、とにかくダメージ毛やまとまりをどうにかしたいなら”リラックス”
やや洗浄力も欲しいなぁというなら”カーム”
リラックスだとベタつくけど、カームだとちょっと洗浄力高く感じるというような人は”ディープナイト”を検討すると良いかと。
というわけで、もしあなたがどっちのYOLUシャンプーを使おうか迷っていたら参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m
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