元美容師Mです。
ドラッグストアの立ち寄ったら「シャレおつぅぅぅ」なボトルのシャンプーを見つけたので、これは解析せずにはいられまい!とドラッグストアで一人で興奮してしまいました。
そのシャンプーというのが、エコロヴィスタ(ECOLOVISTA)。
おしゃれなボトルで購買意欲がかなりそそられましたので、成分が良かったら試しに使ってみようかな?と思い裏面を見たのですが・・・
”ある成分”が配合されてたので、速攻で購入するのは止めておきました(笑)
という事で、もしあなたが「エコロヴィスタを使ってようかな?」と思っているのであれば、ぜひ当記事を参考の1つに取り入れていただければっ!と思います。
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【最重要】エコロヴィスタ(ECOLOVISTA)シャンプーの洗浄成分は?
どんなにパッケージや香りその他補修成分にこだわっても、この洗浄成分が粗悪なものであれば、あなたの大事な大事な髪と頭皮を365日痛め続けることに繋がります。
最近はおしゃれなボトルでインスタ映え?を狙っているのかは知りませんが、見た目やネーミングだけに力を入れているシャンプーが多く目立ちます。
当記事を読んで頂いている、あなたは見た目だけで購入するのではなく、必ず洗浄成分に何が含まれているのか?を確認してからシャンプーを使って欲しいです。
という事でエコロヴィスタ(ECOLOVISTA)シャンプーの全成分がこちら↓
水、ラウロイルメチルアラニンNa、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルべタイン、コカミドメチルMEA、グリセリン、シア脂、ダマスクバラ花エキス、オリーブ果実油、ラベンダー花エキス、アルガニアスピノサ核油、ヤシ油、シア脂グリセレス-8エステルズ、アーモンド油、ベルガモット果実エキス、カニナバラ果実エキス、セージ葉エキス、メリッサ花/葉/茎水、ベルガモット果実油、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカ葉エキス、ワサビノキ種子エキス、レモン果実エキス、ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ゴマタンパクPGプロピルメチルシランジオール、ポリクオタニウム-10、シスチン、クエン酸Na、クエン酸、アルギニン、ソルビン酸K、炭酸水素Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、BG、レシチン、PPG-7、塩化Na、セルロースガム、白金、エタノール、メントール、安息香酸Na、香料
黄色にマーキングしている成分がシャンプーの命ともいえる洗浄成分。これらを抜き出したものがこちら↓
ラウロイルメチルアラニンNa、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルべタイン
洗浄成分自体は3種類とかなりシンプルな構成で好感が持てる設計。
一番多く配合されている成分が『ラウロイルメチルアラニンNa』というシャンプーの洗浄剤の中でもトップクラスに優れたアミノ酸系洗浄成分。
髪や頭皮と同じ弱酸性の成分なので、刺激性はかなり低く、洗浄力も無駄に高くなく非常にマイルド。アミノ酸系の成分の中ではしっとり重視よりもサラサラ感重視の仕上がりになる洗浄成分です。
この成分だけだったら、本当に最強のシャンプーに近かったのですが、問題は次点に含まれている『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』という洗浄成分。
「うっぉぉぉ!ででた~!!」という感じですが
洗浄剤の中でも私が最も嫌いな、嫌いな成分の1つです(笑)
というのも、あまりにも洗浄力が強く、悪名高い洗浄成分『ラウレス硫酸Na』系と肩を並べるほど、洗浄力、刺激性が強すぎる成分なんです。
⇒ラウレス硫酸ナトリウムのシャンプーは強力すぎ?3つのダメな点とは??
一般の方にもラウレス硫酸系はヤバいっ!!というのが広まってきているからか、代わりにこのオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが配合されている事がかなり多いんですよねぇ・・・
安価で泡立ちが良いので、「洗っている感」を感じられやすいので、企業側が使いたがる最近流行りの成分です(笑)
ただ、その次に含まれる『コカミドプロピルベタイン』も500円くらいのシャンプーに良く含まれるのですが、かなり刺激、洗浄力が低い成分なので、ある程度緩和されているとは思われます。
総合的にみると『ラウロイルメチルアラニンNa』、『コカミドプロピルベタイン』と2つの低刺激成分と『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』でバランスを取っている感じ・・・
には見えるものの、やはりオレフィン(C14-16)スルホン酸Naの洗浄力はかなり強力。
メインの洗浄成分がマイルドなので、使ってただちにパサツクとまではいかないと思いますが、ダメージがある場合向き!って感じではないですね。
エコロヴィスタ(ECOLOVISTA)シャンプーの補修成分もイマイチ?
洗浄成分が強い時点で私は使いたくないですが、補修成分にも目を向けてみると・・・
ダマスカス花エキス、オリーブ果実油などなど植物エキス系成分で保湿力アップを狙っているのがうかがえます。
が!私の意見では「これらの植物性成分をシャンプーに配合した所で、保湿力アップはかなり厳しい・・・というのが本音です。
無いよりは配合していた方が1%くらいは効果あるかもしれませんけど、植物の成分をシャンプーという界面活性剤にぶち込んだところで、髪の毛に保湿作用を起こすのか?と。
本当に保湿力、補修力アップを狙うなら、「科学者が髪の毛の補修、保湿力アップの為に開発した人工的な成分を配合するべき」というのが私の考えです。
人工的な成分というと、人体に悪影響がありそうなイメージを持ってしまいがちです。(それがメディアの戦略ですが)
ただ、植物の成分をそのままぶち込むよりもよっぽど、安全性が高かったりします。21世紀現在、安全性が疑われる成分なんて、その時点で配合すらできませんから何度も、何度も、何度も安全性に関して実証実験が行われているものです。
とついつい熱くなってしまい話が逸れてしまいましたが、結論を言うとエコロヴィスタの補修成分についても「ショボいな~」というのが私の感想でした。
【結論】やや頭皮の油分が多い人向き。
『ラウロイルメチルアラニンNa』というかマイルドぉ~な洗浄成分を含んでいるにも関わらず『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』というかなり洗浄力高いと合わせて成分の良さを殺しているのは否めません。
もし、あなたが「やさしすぎる洗浄成分だとベトつきが気になる」とかであればアリと言えばアリです。
ただ、ダメージや乾燥毛が気になる人なら、おすすめ!とまでは言い切れないかな(汗)
シャンプーを軽視する人はかなり多いのですが、殆どの人が365日毎日、毎日シャンプーしますよね?
1日、2日じゃあ変化はシャンプーの違いで差を感じにくいですが、これが1か月、2か月~と積み重なると、その後の髪の質感、カラー、パーマの持ちが全っっ然変わってきます。
当記事を最後まで読んでいただいたあなたは、「ボトルの見た目や芸能人が薦めているからという理由ではなく正しい知識で、シャンプーを選んでほしい!!!」と切に願います。
そのためにこれからも私は当ブログで、全力で美髪情報を発信していくと誓います。乞うご期待乞うご期待!!
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