【元美容師が解析】コスパは悪めか?レラ・パルガ・ヘアソープの成分をレビューした結果・・・

元美容師Mです。

最近、読者さんから解析リクエストの多いシャンプーが『レラ パルガ ヘアソープ』というシリーズのシャンプーです。

レラパルガシリーズは3つのラインナップが用意されているのですが、今回は最も補修力の高い『レラ パルガ ヘアソープ”ハード”』の成分を全力で解析&成分をレビューしていきます。

結論を言うと成分的には良シャンプーだと言えます。私自身、100種類以上は成分を解析してきたので、コレは間違いないです。

ただ、「コレオススメぇ!」とも言いづらいのがこのシャンプーです(汗)悪くは無いんですが、良くもないという感じ。

という事で成分解析とともにオススメ!とも言いづらい理由を解説してきますね!

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【最重要】レラ パルガ ヘアソープ(ハード)シャンプー洗浄成分は?

 

もし、あなたが新しくシャンプーを購入検討する機会があれば、ずえっったいに『洗浄成分』だけは見て欲しいです。

なぜならメーカー側がいくら「これはアミノ酸系シャンプーです!」と宣伝していても、実はほんのちょっぴりアミノ酸成分を配合しているだけってパターンはかなり多いんです。

洗浄力が適度にマイルドなところがメリットなのに、めちゃ強い洗浄分の中に、アミノ酸成分をほんの少し入っていても、無意味に終わります。

全部の成分をチェックせよ!とは言いません。

しかし!365日毎日、毎日頭皮と髪に触れ続けるものなので、せめて配合量がかなり多い洗浄成分に何が使われているのか?だけでもチェックしましょう。

といういつもの長い、長い前置きをおいた上で、コチラ↓が『レラ パルガ ヘアソープハード』の全成分です。

水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、PEG-60水添ヒマシ油、加水分解コラーゲン、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデセス-2、グリセリルグルコシド、PCA-Na、ポリクオタニウム-10、ローヤルゼリーエキス、カミツレ花エキス、白金、銀、セリン、トリイソステアリン酸PEG-120、メチルグルコース、グリチルリチン酸2K、グリセリン、酢酸トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、BG、炭酸水素Na、セルロースガム、香料、メチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、メチルイソチアゾリノン

黄色にマーキングしている成分がシャンプーの命!とも言える洗浄成分です。

レラパルガはかなりシンプルな構成で、メインとも言える洗浄成分はなんと!たった1種類。

ココイルグルタミン酸TEA

しかもこれ、私が大好物のアミノ酸系洗浄成分なんです(笑)

あれこれと色んな種類が配合されればされるほど、1つ辺りの配合量が少なくなりますが、このシャンプーはたった1種類とガチのアミノ酸系。

という事で成分の特徴を見ていきましょう。

洗浄成分、ココイルグルタミン酸TEA

成分表を見て、キタキタキタキターーーー!と叫びたくなったのがこの成分。

お肌や髪の毛と同じ弱酸性の性質で優しく、優しく洗い上げるグランドマザーのような優しさを持ったアミノ酸系洗浄成分です。

シャンプーの洗浄成分のくせにコンディショニング効果があり、しっとりとした質感を味わえるトップクラスの洗浄成分ですね。

市販のシャンプーでも高額なシャンプーには配合されることは増えてきましたが、メインに配合されている事は少ないです。

また、配合されていたとしても、他の洗浄成分がめちゃが強!だったりするんです。

しかし、このレラパルガはメイン成分が全てアミノ酸系成分であり、他に余計な成分が配合されていないので、正に純粋なアミノ酸系シャンプーだと言えます。

もし、あなたがダメージがある場合や乾燥毛に悩んでいるのであれば、満足度は高いはず。

あえて文句をつけるとしたら、洗浄力を向上を狙った成分もほぼ見受けられないで、人によってはべとつき感や洗い足りない感を感じるかなぁ?といったところ。

もし物足りない場合は1シャン目はやや強めのシャンプーで頭皮の油分を落とす。または、2シャンでしっかり洗うなどの対策をすればOKだと思います。

保湿、補修成分はやや物足りないか。

洗浄成分に関しては、間違いなくハイレベル。

なのは間違いなんですが、その他の保湿、補修成分に関しては「コレ!!」とアツくなるような成分は見受けられませんでした。

一応、『加水分解コラーゲン』という毛髪の内部に浸透し、保湿力アップさせる効果のある成分も配合されてます。

なので、一定の保湿力アップ効果は見込めるとは思います。ただ、珍しい成分でもなくなりつつありますし、最近は一般のシャンプーにも多く配合されてきています。

加水分解コラーゲンが配合されてる、市販のシャンプー↓
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もちろん、配合濃度は全然違う可能性が高いですが、サロン専売シャンプー!と謳う割には、やや威力不足かなぁ・・・と感じてしまったのが本音。

この最強レベルの洗浄成分にたったの一分で毛髪に高速浸透&補修し続ける『ペリセア』や

ハリ・コシ感アップが期待できる『ヘマチン』などの高級シャンプーに配合されるような成分が配合されていれば、最高クラスのシャンプーだ!と堂々と言えるのですが・・・

他にも頭皮の炎症を抑える『グリチルリチン酸』という頭皮ケアを目的とした成分も配合されています。

育毛シャンプーなんかには度々、配合される成分で頭皮のかゆみや炎症を抑える効果は確かに期待できます。

ただ、、、この成分もサロンシャンプーならでは!というものでもなく、一般的な市販シャンプーにも多く配合される成分です。

市販シャンプーで有名な『メリット』にも配合されていますね↓
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頭皮をコンディションするという意味では、決して悪い成分では無いんです。無いんですがサロンシャンプーならでは!という成分が欲しいところです。

【結論】良シャンプーだが、コスパは悪いか・・・

成分のメインとも言える洗浄成分が、マイルドでしっとり系重視の『ココイルグルタミン酸TEA』という点はGOOD。いやGOD。

ただ、やはり補修成分と保湿成分はサロン専売品!と宣伝している割にはちょっと弱いか・・・と感じちゃいました。

更に言うと価格も成分に対してちょっと割高感を感じます。

一本あたり、250mlと少量ながら価格に関しては税込3240円とそこそこ高いです(汗)

このシャンプー自体が良シャンプーなのは揺るぎない事実だとは思いますが、同価格帯で『ヘマチン』や『ペリセア』など配合されたアミノ酸系シャンプーはいくらでもあるので、「コレジャナクテモ」感を感じます。
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容量に関しても、どのシャンプーも250ml以上ありますし、こちらのランキングに載せているアミノ酸系シャンプーの方がコスパに優れているかと。

良いシャンプーだけども、「コレ使ってみて!」と激推しするほどではないかな?と感じたのが私の感想です。

もし、あなたがレラパルガシャンプーを検討しているのであれば、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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