【元美容師が解析】まだ買うな!シンプリッチシャンプーの成分は「平凡」だと思うよ。

元美容師Mです。

「シンプリッチ」という名前からしてシンプルそうなシャンプー『シンプリッチシャンプー』の成分を解析&全力レビューしていきます!

結論から言うと、悪くは無いけど良くもないシャンプー…というのが、成分を見たときの私の本音ですね。

と言うか1本あたりの価格が、2831円という点を考慮するとむしろ高すぎる気が・・・

という事でもし、あなたがシンプリッチシャンプーを検討しているなら、ぜひ当記事を購入の参考の1つにしてみてくださいね。

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【最重要】シンプリッチシャンプーの洗浄成分は?

シンプリッチシャンプーの現在の価格などはコチラ!

どんなにシャンプーが無添加!ノンシリコン!配合!と宣伝していようが、最も重要な成分は「洗浄成分」なんです。

シャンプーの配合は水が6~7割、洗浄成分が2~3割、残りの1割り程度がその他の香料や安定剤、補修成分という感じに構成されているんですね。

水は何をどれだけこだわろうとも水には変わりないので…シャンプーにおいて最も影響力のある成分は次点の洗浄成分ってワケです。そもそも、シャンプーの主目的は保湿や補修じゃなく洗浄することですからね。

この洗浄成分がメチャメチャ強力な洗浄力の成分を配合しれば、他の成分で頑張って保湿しようとしても、洗浄力の強さにねじ伏せられます(汗)

当記事を読んでしまったからには、あなたもシャンプーを選ぶときはずえっぇえたいに洗浄成分だけでもチェックしましょうッ!!

という事で『シンプリッチシャンプー』の全成分がコチラ↓

水・コカミドプロピルベタイン・ココイルグルタミン酸TEA・スルホコハク酸ラウレス2Na・コカミドDEA・アマモエキス・水溶性コラーゲン・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム・加水分解ケラチン・加水分解シルク・褐藻エキス・BG・ポリクオタニウム-10・ヤシ脂肪酸K・オレンジ油・ラベンダー油・レモン果皮油・ハッカ油・グリセリン・3-ヘキセノール・エタノール・水酸化Na・フェノキシエタノール

黄色にマーキングしている成分がシャンプーの命運を分ける洗浄成分ですね。

この洗浄成分だけを抜き出してみるとこんな感じ↓

コカミドプロピルベタイン・ココイルグルタミン酸TEA・スルホコハク酸ラウレス2Na

たったの3つの成分で非常にシンプル。そして…この成分の中に私の愛している、しっとり系アミノ酸洗浄成分が入っています。

では、この洗浄成分の特徴を1つずつ見ていきましょう!

洗浄成分1,コカミドプロピルベタイン

一番早く記載しているのが、この『コカミドプロピルベタイン』という成分。なので、このシャンプーに最も多く配合されているメインとも言える成分という事になります。

特徴としては、ベビーシャンプーにも配合されるほど超低刺激&マイルドな洗浄力!で良成分なのは間違いないですね。

ただ、500円~程度のシャンプーにも多く配合される成分ですし、3000円弱という価格帯を考えるとメインの成分はアミノ酸系の成分を配合して欲しいぃ…と言った所。

ベタイン系は安価でマイルドなので、どんなシャンプーにも配合されますし、この成分がメインであればこのシャンプーを選ぶ理由もないかと。

洗浄成分2、ココイルグルタミン酸TEA

キタッキターーーー!私が愛してやまないアミノ酸系のしっとり系洗浄成分がこちらの『ココイルグルタミン酸TEA』という弱酸性の成分。

最高すぎて、「法律で全シャンプーに配合を義務付けてほしい」くらい優れている成分だといえます。

頭皮や毛髪と同じ弱酸性で低刺激かつ、洗浄力も適度にマイルドでシャンプー洗浄成分の中でトップクラスと言っても過言じゃあないです。

ただ…この価格帯であれば、次点に配合するのではなく、最も配合量の多いメイン成分として配合してほしい所。

洗浄成分3、スルホコハク酸ラウレス2Na

「ラウレス」と書かれていると悪名高いラウレス硫酸ナトリウムと勘違いしそうになりますが、こちらの『スルホコハク酸ラウレス』はラウレス硫酸ナトリウムと違い刺激性が低いのが特徴です。

ラウレスと言うネーミングのシャンプーはヤバイ!という風潮が広まっていますが、この成分自体は強い洗浄力を求める人にはもってこいの成分ですね。

ただし!洗浄力に関してはかなり強い方なので、もしあなたがヘアダメージが気になっていたり、細毛で髪の毛がぱさつき易いのであれば、この成分は避けたほうが無難。

逆に整髪料をガッチガチにつけるメンズであれば、1シャンプー目に整髪料を落とす目的で使うのはアリ!です。

総合的に見ると、、、メチャ低刺激&マイルドな洗浄力の『コカミドプロピルベタイン』をベースにアミノ酸系でしっとり系の『ココイルグルタミン酸』を配合し、洗浄力アップの為にスルホコハク酸で畳み掛けているという感じ。

スルホコハク酸の洗浄力は強いので、ちょっと洗浄力の高さが気になりますが、メイン成分はベタインとココイルグルタミン酸も配合されているのでミドルダメージ以下であれば、パッサパサになるということは無いはずです。

髪質によるところもありますが、あなたがカラーorパーマを2,3ヶ月に1度位の頻度でするのであれば、問題なく洗えると思います。

保湿成分「アマモエキス」の実力とは?

洗浄成分に関しては、総合的に見るとぼちぼちといった所。ただ、保湿成分に関してはちょっと微妙。いや、結構微妙。

というのもシンプリッチシャンプーが推している成分の1つに『アマモエキス』という保湿成分があります。

この成分自体は確かに、化粧品などにも配合されるので保湿力があるのは間違いないんですが、毛髪を保湿、補修するために開発された成分ってわけでもないので、この成分が配合されたからと言ってツルッツル!になるかと言えばちょっと微妙。

入っていないよりは、入っていたほうがマシだと思いますが、やや洗浄成分が強めの成分も配合されているので、ちょっと威力不足感はありますね。

他にもシャンプーの補修として定番の『加水分解ケラチン・加水分解シルク』も配合されていいますが、3,000円クラスのシャンプーであれば、かなり多くのシャンプーにも配合されています。

う~ん。わざわざこのシャンプーじゃなくても…というのが私の本音ですね。

【結論】悪いシャンプーではないが、このシャンプーじゃなくても…

シャンプーのメインとも言える洗浄成分はマイルドなベタイン系で構成され、しっとり系のアミノ酸系も配合されていてgood。

ただ、次点のスルホコハク酸は洗浄力が高いですし、万人向けとも言えません。更に保湿成分も特徴的とも言える成分は「アマモエキス」のみ!っというのもちょっと弱いかな…

決して配合成分は悪いシャンプーじゃないんですが、このシャンプーじゃないとダメ!っといえる決定的な成分は見当たりませんでした(汗)

恋愛で言うと「良い人だけど、付き合うのはちょっと違うかな?」みたいな・・・

更に!実はこれが一番良いたかったのですが、成分の割に価格が高い!一応定期コースで申し込むと初回は1490円で購入できますが、2回め以降はたったの5%OFFの2831円です。

内容的に1490円なら使ってもいいかなぁと思いますが2831円だったら「イラネッ」と思っちゃいました。

この配合のシャンプーに3000円だすなら、全てが優しいアミノ酸系の洗浄成分で構成され、更に『ペリセア』などの実験で補修効果が実証されている成分が配合されているものを選んだ方が幸せになれるはず。
『ペリセア』も配合。本気のアミノ酸シャンプーランキングはコチラ

もし、あなたがコスパ最強のシャンプーを探して彷徨っているなら・・・是非参考にしてみてください!

 

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※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。

※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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