元美容師Mです。
以前モイストダイアンシャンプーの別シリーズ『エクストラシャイン』を使った事があるのですが「バッサバサ」になりました。
⇒【解析】ダイアンシャンプー パーフェクトビューティーエクストラシャインの成分は駄目だと思うよ。
成分から使用感まで「何がエキストラシャインなんだよ!」って感じのシャンプーでしたが、今回は『エクストラストレート』の成分を徹底解析して行こうと思います。
もしあなたが、モイストダイアンシャンプーエクストラストレートの使用を検討しているなら、当記事を最後まで目を通して使用の有無を判断しても遅くはないはず。
と言うことでLET’S GO!!
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【最重要】モイストダイアンシャンプーエクストラストレートの洗浄成分は何が含まれている?
シャンプーで最も重要なのが誰がなんと言おうと『洗浄成分』です。
どんなに優れた補修成分を配合しようと、洗浄成分が強すぎれば髪と頭皮を365日痛め続けることになるのです。
シャンプーを新しく購入検討する際は120%洗浄成分から、何が含まれて、どういう効果が期待出来るのか?を把握するようにしましょう。
ということでまずは、モイストダイアンシャンプーエクストラストレートの全成分がコチラ↓
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ココイルグルタミン酸TEA、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、ミリスタミンオキシド、γ-ドコサラクトン、クオタニウム-18、クオタニウム-33、コレステロール、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、PG、加水分解ケラチン(羊毛・羽毛)、アルガニアスピノサ核油、マンゴー種子油、テオブロマグランジフロルム種子脂、プルーン種子エキス、カラパグアイアネンシス種子油、スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、キノア種子油、ケラチン(羊毛)、ポウテリアサポタ種子油、ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、オエノカルプスバタウア果実油、アセチルシステイン、グリオキシル酸、シンジオフィトンラウタネニ核油、アルガン油ポリグリセリル-6エステルズ、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、コラーゲン、加水分解コンキオリン、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、イソステアロイル加水分解コラーゲン、加水分解キノア種子、加水分解バオバブ種子エキス、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、金、銀、プロパンジオール、DPG、BG、イソマルト、ポリクオタニウム-10、ダイズステロール、塩化Na、イソステアリン酸、ラウラミノプロピオン酸Na、炭酸水素Na、セルロースガム、キサンタンガム、ココアンホ酢酸Na、ココイルメチルタウリンNa、レシチン、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリン、変性アルコール、エタノール、ベンジルアルコール、クエン酸、トコフェロール、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、ソルビン酸K、香料、カラメル
黄色にマーキングしている成分が当シャンプーの洗浄成分ですね。これだけを抜き出してみると↓
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ココイルグルタミン酸TEA、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
表記順的に一番多い洗浄成分なのが、『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』という洗浄成分ですね。
『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』はラウレス硫酸系の洗浄成分成分よりはラウレス系の同意等くらいに強力な洗浄力を持っている強力な成分です。
ちなみにラウレス硫酸naについてはこちらも参照ください↓
⇒ラウレス硫酸ナトリウムのシャンプーは強力すぎ?3つのダメな点とは??
幾分かは、ラウレス系と同等のかなり強い洗浄力なのでカラー、パーマをしている人や頭皮が乾燥気味の人向きではない洗浄成分ですね。
最近はラウレス硫酸ナトリウムが髪や頭皮にあまり良くない!と言う認識が一般的に広まってきているのもあって、ラウレス系の代わりに配合されることが多い成分なんですよねぇ。
⇛「サルフェートフリーシャンプー=良い」は大間違い!3つの選び方を解説します。
その証拠に、このダイアンの以前販売されていた旧バージョン『モイストダイアンエクストラモイスト』では、このように堂々とラウレス硫酸naが一番多く含まれています↓
水、ラウレス硫酸Na、ラウリルベタイン、コカミドDEA、DPG、アルガン油ポリグリセリル-6エステルズ、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、テオブロマグランジフロルム種子脂、マンゴー種子油、カラパグアイアネンシス種子油
どうでしょう?世間の「ラウレス硫酸naが入っているシャンプーは洗浄力が高い!」という風潮に合わせて、とりあえず安価な『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』を代わりにぶち込んで誤魔化した感がヒシヒシ感じられるんですよねぇ・・・
あくまでも推測の範囲ではありますし、真相は分かりませんがとりあえず私から言えることは『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』が一番多く配合されている時点で止めておけ!」と言うことです。
ただし!次点で含まれている『コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)』
についてはかなりマイルドな成分で、アミノ酸系の洗浄成分も見受けられます。
『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』だけだったら、すぐにごわつきが気になる可能性が高いですが、マイルドな成分も配合されているので、そこまで劇的に洗浄力が強いってことは無いかなと。
ただ、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naがメイン成分なので、ライトダメージがある場合くらいまでの人向きですね~。
補修成分は豪華!
洗浄成分はそこそこといった感じなのですが、その他の補修成分などは市販品としてはかなり豪華。
髪の毛の表面をドライヤーの熱で補修する『γ-ドコサラクトン、クオタニウム-18、クオタニウム-33』やら
出典:日本精化 ラノリン
※カチオンNH =クオタニウム-33
セラミドと一言で言っても、植物性から合成系、更には15倍もの保湿力を誇る天然ヒト型セラミドっというものもあるんです。
「天然ヒト型セラミド」の保水力・バリア機能改善効果は合成ヒト型セラミドの3倍、天然植物セラミドの15倍。
出典:https://www.takakura.co.jp/enjoy/labo/ingredients/ceramide/※セラミドAP⇛セラミド6Ⅱ、セラミドNP⇛セラミド3 、セラミドNG⇛セラミド2
他にも『加水分解ケラチン(羊毛・羽毛)』なんかの王道的補修成分やら、『アルガニアスピノサ油』なんかの保湿成分も配合されています。
一体どんだけ成分が配合されているんだ?!っと興奮するくらいにはアレコレ配合されてて、見た目はとにかく豪華です。笑
ただ、あまりにもアレコレ配合されまくっているので、それぞれの配合量はかなり少ない気がするんですよね。
極論ですが、ほんの一滴配合しただけでも成分表には記載できるので、とりあえず見た目と宣伝文句の為に配合しました!というシャンプーも多いんです。
とは言え、全く補修成分など配合されていないシャンプーよりは断然良いですし、この価格でこのクオリティなら十分に豪華。
【結論】ライトダメージがある場合くらいなら使ってみるのはアリ。
結論を言うとモイストダイアンエキストラストレートはライトダメージがある場合くらいならアリ。
メインの洗浄成分がオレフィンスルホン酸でかなり強力なのが気になるものの、他の洗浄成分はアミノ酸系などでバランスを取っているので、一発でゴワつく!というのはそうそう無いかなと。
あとは補修成分や保湿成分。本当に1,000円以下なのか?!ってほどアレコレ配合されてて、他の市販シャンプーより明らかに豪華です。笑
あまりにも配合数が多いので、それぞれの配合濃度が低く効果を感じられるのか?はかなり疑問ではあるものの、この価格としてはかなり豪華なのは間違いないです。
ミドルダメージ~くらいの人だったら、洗浄成分がよりマイルドなアミノ酸系の方が良いですが、カラーやパーマを月に1度するくらいの人なら使ってみるのはアリ。
⇒【解析】ダイアンシャンプー パーフェクトビューティーエクストラシャインの成分は駄目だと思うよ。
その他よく読まれている記事
⇛【2024年版】301品使って良かったと感じたアミノ酸シャンプー5選はコレ。
⇒安いけど使用感良かった2,000円以下市販シャンプー8選を発表します。
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
はじめまして。パンテーンを使っていたら頭皮湿疹でふけと痒みが出ました。その後H&Sを使っていたら頭全体がベタベタするようになってしまい、ダイアンに変えましたが、やはりベタベタ。今は凛恋の桜を使いはじめて3日です。
今度はharuかハーブガーデンを購入しようと思ってますが、この2つの比較はありませんでしょうか?どちらも良さそうで迷ってます。
はじめまして!パンテーンなどの外資系会社のシャンプーは洗浄力が強く、シリコンタップリなのでベタつきやすかったりします。
haruシャンプーとハーブガーデンの比較はコチラの記事参考にして頂ければと思います~↓
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