【元美容師が解析】「ここが残念」アロマのやさしさシャンプーの成分を全力で評価!

元美容師Mです。

私は以前から、全人類がアミノ酸シャンプーを使うべきだッ!!と強く伝え続けています。

そんなアミノ酸シャンプーでも「こッこれは!」と思えるようなシャンプーを見つけましたので、当記事で紹介させていただきたいと思います。

もし、あなたが市販によくある高級アルコール系のシャンプーを使っているのであれば、間違いなく「100倍は幸せになれる」ことは間違いないので是非記事を最後までチェックして頂ければ幸いです。

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【最重要】アロマのやさしさ シャンプー洗浄成分は?

アロマのやさしさシャンプーの現在の価格はコチラ

私が当ブログや、美容師時代から口が酸っぱくなるほどお伝えしていることですが、シャンプーを使う時はぜっっったいにどんな洗浄成分が使われてるのか?を見るようにしていきましょう!

シャンプーは365日毎日使うもの。そのシャンプーの洗浄成分がメチャクチャ強力な成分であれば、毎日休まず髪や頭皮をボコボコにいじめていることになります。

毎日、毎日ダイレクト肌につける洗浄成分なので、最低限洗浄成分は優しいものを選ぶべきです。

・・・と前置きを置いた上でアロマのやさしさ シャンプーの全成分がコチラ↓

水(精製水)、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドメチルMEA、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ラウラミノプロピオン酸Na、ココイルアラニンTEA、ラウラミンオキシド、ホホバ油、コムギ胚芽油、オレンジ油、ローズマリー油、ティーツリー油、ラベンダー油ラベンダー、ベルガモット果実油、オニサルビア油(クラリーセージ油)、グリセリン油、カミツレエキス(カモミールエキス)、セイヨウハッカエキス、メリッサエキスメリッサ(レモンバーム)、セージエキス、レモングラスエキス、ユズ果実エキス、乳酸オレイル、クエン酸、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、ポリクオタニウム-10、BG、塩化Na、メタリン酸Na、エタノール、フェノキシエタノール

黄色にマーキングしている成分がシャンプーの洗浄成分であります。

これらの洗浄成分のみを抜き出していくと↓

ココイルグルタミン酸TEA、ラウロアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン

正確に言えばこの他にも洗浄成分はいくつか配合されているのですが、配合順的にいえば影響力は微々たるものです。

最も影響力の高い3つの成分に着目&解析してきます!

洗浄成分1、ココイルグルタミン酸TEA

「うおおお!でっでたー!!」と叫びたくなるくらいにアツい成分がコチラ、『ココイルグルタミン酸TEA』

私が大好きな大好きなアミノ酸系の洗浄成分の1つで、髪や頭皮と同じ弱酸性の洗浄成分でありながら、さらにしっとり保湿力もあるという洗浄成分の中でもトップ5には間違いなく入る成分。

一番最初に表記されているので、この成分が最も配合量が多いメイン成分になりますね。

この成分自体配合されている事はまああるのですが、原価が高いためメインに配合されていることはそれほど多くないんです。

流石アロマのやさしさを謳うだけあって、メチャ優しい成分。

洗浄成分2、ラウロアンホ酢酸Na

こちらも、弱酸性のアミノ酸系成分でベビーシャンプーに配合されるほど、超低刺激、マイルドな洗浄力の成分です。

1番手と2番手の成分は完全に洗浄力のマイルドなアミノ酸系で構成されている点からして、市販品によくある「ほんの少しだけアミノ酸系成分を配合」してアミノ酸系シャンプーと宣伝しているものとは、違うと言えますね。

洗浄成分3、ラウラミドプロピルベタイン

上の2つと違って、コチラはアミノ酸系の成分ではありません。かと言って、強い洗浄力というわけでもなく・・・

よく市販品に配合されている「コカミドプロピルベタイン」とほぼ同等の成分で、こちらもベビーシャンプーに配合されるほど、「超低刺激、超マイルド!」

な成分なんです。

よく1,000円くらいの市販品にも洗浄力の緩和剤として配合される事が多々ある成分ですので「プレミア感」などは皆無ですが悪くはない成分です。

個人的にはここまで、完全にアミノ酸系の成分だったら嬉しい所ですが・・・

総合的に見ると、ほぼアミノ酸系の優しい成分で構成されており、もしあなたがカラーやパーマを繰り返して髪が傷んでいても満足度は高いはず。

もちろんダメージ具合によりますが、ローダメージ、ミドルダメージの人であれば、まあパサツキとかは気にならないかと。

補修、保湿成分はかなり残念?

洗浄成分に関してはGREAT!!といってもいいくらい優れた成分なのですが、その他の保湿、補修成分に関してはぶっちゃけ微妙・・・な感じです。

というのも、成分表を見回しても「〇〇油」や「〇〇エキス」のような植物性の成分しか、ほぼ配合されていないんですよ。

私の意見としては、この手の植物系の成分は消費者に「ナチュラル感」を演出させるためだったり、〇〇種類のボタニカル成分配合!とか成分の多さを宣伝するために配合されているとしか考えていません。

つまり、一言で言うと

「意味なしっっ!」

と言うことです。

ただ、『ホホバ油』についてはよくトリートメントに配合されている保湿力のある成分の1つではありますし、他の植物性オイルよりも、毛髪内部に浸透しやすく保湿力が高い!というデータが発表されています↓

引用:http://www.milbon.co.jp/ir/pdf/20140502_news-spring-8.pdf

補修成分ではなく、あくまでも”保湿”成分なので過度の期待は禁物ですがホホバオイルはGOOD。

ただ、できれば補修効果が立証されている『ペリセア』などを配合してくれれば・・・更に最高!ではありますね。
ペリセアの実証実験についてはコチラの中部あたりをご覧ください

【結論】良シャンプーだが・・・期待し過ぎは禁物

洗浄成分が髪や頭皮と同じ弱酸性の成分がメインであり、ネーミングの通りかなり優しいのは間違いない。

ただ、その他の補修成分や保湿成分にもっともっと力を入れてくれたら、「最高っっ!!」なのですがこのシャンプーのコンセプトとしては、補修に力を入れるよりもアロマ成分に力を入れているので仕方ないのかもしれません。

そして、販売ページを見てみると「リンス不要」とも書かれているのですが
アロマの優しさシャンプーの現在の値段はコチラ

コレに関しても”人による”という感じです。

補修成分が『ホホバ油』くらいなので、ミドル~ハイダメージであれば、シャンプーしただけでは引っかかりは感じるでしょうし、シャンプー後にトリートメントはするべきです。

いくら洗浄成分が優しいといっても、あくまでも洗剤。髪の負担を最小限に留められるというだけなので、シャンプーだけでどんどんツルツル、サラサラになる~というのは期待しすぎないほうがいいです。

といっても、もしあなたが、高級アルコール系のダメージがある場合には洗浄力が高い洗浄成分のシャンプーを使っているのであれば、間違いなく「ちっ違うッ!」と感じられるのは間違いありません。

あとは500mlと大容量で3000円程度と、アミノ酸系シャンプーとしてはコスパに関してもかなり優れている部類といえます。

私としては、アミノ酸系の成分がメインでなおかつ、補修成分も配合されているシャンプーをオススメしたいところではありますが
元美容師Mが愛用中のシャンプーを全力で成分解析した結果・・・

もし、あなたが「補修成分よりもアロマ成分にコダワリたい」のであれば、アロマのやさしさシャンプーを選択するのも有りだと思います。

ということで、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね!

今後もシャンプーの解析以外の美容情報も出し惜しみ無しで発信していきます。一緒にシャンプーライフを楽しみましょう!

※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

「どのシャンプーも満足出来ない」シャンプージプシーのあなたへ。

もし、あなたが「どのシャンプー使っても満足出来かった」と言うことであれば、参考にしてみてください。

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もし、あなたが当記事を読んで「面白かった!」っと感じたら、是非Follow!頂ければ幸いですm(_ _)m

2 件のコメント

  • 高橋あずさ より:

    大変興味深く、楽しく読ませて頂いております。
    一つ気になる点がありまして、質問させていただきます。

    どこのサイトを覗いても、haruやハーブガーデン、ベルタ、無印など、
    皆さん一様に、同じメーカーさんのシャンプーをオススメされていますが、これはアフリエイトなんでしょうか?美容師Mさんも、アフリエイトでされているんですか?私個人としては、オススメしている商品が本当に良いものであれば、別にアフリエイトでもいいんじゃない?と思うのですが、購買意欲をかき立てる為に、必要以上というか、真実以上に高級アルコール系を悪く言って、消費者の不安を煽っているのであれば、ちょっと悪質かなとも思ってしまいます。

    あともう一つ、こちらは純粋にシャンプーの事で質問です。
    髪や頭皮に良いのはもちろん、できるだけ地球にも優しいシャンプーを使いたいと考えています。その点を考慮した上での、シャンプー&リンス選びのポイントをご存知でしたら教えてください。

    それから、下記のシャンプー&リンスは、私が色々調べた中でとても良品なんじゃないかと感じたものなんですが、表示成分の内容的にはどうでしょうか?
    1)ヒクシポワタ / みらいゆシャンプー・リンス
    2)アスパイラル / ありがとうシャンプー・リンス

    以上です。
    少し長くなってしまいましたが、お時間のある時にレビュー&お返事頂けましたら幸いです。宜しくお願い致します。

    • ブログ運営者 元美容師M より:

      コメントいただきありがとうございます!

      当ブログで解説させていただいているシャンプーは基本的にすべてアフィリエイトプログラムに参加させて頂いています。
      読者さんに最高の情報を提供し、幾許かの収益を広告主さんから頂くというコンセプトですね。

      当ブログは広告主さん側から、「ランキング上位にいれてくれたら、他の案件よりも高い報酬をしはらいます!」みたいな連絡も来ますが全てお断りしています。
      また、当ブログから読者さんの情報は一切入りませんので、その点についてはご安心いただければ幸いですm(_ _)m

      他サイトさんが同様の商品を紹介しているのか?はわかりませんが、やはり良い商品であるから、同じような商品が紹介されているように感じるのでは無いでしょうか?
      シャンプーに限らず、どのようなジャンルのサイトでもランキング等は似通った商品が紹介されることが多いかと思います。

      >購買意欲をかき立てる為に、必要以上というか、真実以上に高級アルコール系を悪く言って、消費者の不安を煽っているのであれば、ちょっと悪質かなとも思ってしまいます。
      全くもって同感です。経皮毒で皮膚内部に浸透するとか、発がん性があるとか記載している記事もありますからね・・・

      1)ヒクシポワタ / みらいゆシャンプー・リンス
      2)アスパイラル / ありがとうシャンプー・リンス

      こちらの2つの製品については初耳でしたので、時間がるときに見てみようかと思いますm(_ _)m
      情報提供いただきありがとうございました!

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