【元美容師が解析】リヴァーシア トリートメントシャンプーNの成分は市販クオリティでした…

元美容師Mです

今回はトリートメントシャンプーなるものを見つけたので、本当にトリートメントと言えるほど良質な成分なのか?!チェックしていこうと思います。

トリートメントシャンプーというと、リンスとかコンディショナー成分が配合されているのか?と思ったんですが、特にコレ!と言える補修成分とかは配合されていない感じ(汗)

安価な市販シャンプーよりはマシではありますが、市販シャンプーの域を出ないシャンプーだなぁと思ったのが成分を見た私の結論です。

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【最重要】Reuirsia(リヴァーシア)トリートメントシャンプーNの洗浄成分は?

水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、PPG-2コカミド、ココアンホ酢酸Na、ココイルメチルタウリンNa、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、マコンブエキス、加水分解コンキオリン、BG、EDTA-2Na、PG、エタノール、クエン酸、グリセリン、ポリクオタニウム-10、塩化Na、メチルパラベン、安息香酸Na、香料

※黄色にマーキングされているのがシャンプーで最も重要な”洗浄成分”

当ブログで3年くらい言い続けているのですが、シャンプーを選ぶ際はずぇったい!に配合成分はチェックしましょう。

頭皮と髪に365日直接触れる”洗剤”がどんな成分なのか?!くらいはチェックしてもバチは当たらないハズ。

特に洗浄成分ですね。全ての成分を見るのは厳しいかもしれませので、洗浄成分だけでもチェックしましょう。

シャンプーに配合されている成分の6~7割は水、洗浄成分が2~3割り程度でその他の成分1割り程度のなかに保湿成分やら補修成分が配合されてるんです。

つまり!水はどんなにコダワロうとも水でしかないので、次に配合量が多い洗浄成分の影響力が最も大きい!ってわけですね。

というわけでまずは洗浄成分がどんなものなのかチェック!

洗浄1、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

このシャンプーで最も配合量が多い成分がコレ。そして、私が最も嫌悪する成分の1つがコレ(汗)

というのも昔っから安物市販シャンプーに配合される『ラウレス硫酸Na』とほぼ同等の成分なんです。

洗浄力がとにかく強く乾燥、ダメージ毛にはまっっったく向いていない成分なんですね。

更に言うと刺激性に関してはラウレス硫酸よりも更に高いという研究結果もあったりします。

出典:ラウリル硫酸Naとは…成分効果と毒性を解説

ラウレス硫酸Na(LAS)と比べると、オレフィンスルホン酸(AOS)は2倍以上の皮膚刺激性があるというデータも出ていますね。

もちろん、日本で販売されている化粧品なので、いきなりお肌が荒れるとかは考えにくいです。

とは言え、シャンプーによってはかゆくなりやすいという敏感な方がわざわざこの成分を選ぶ理由も無い!というのも事実。

最近は『ラウレス硫酸フリー』と書かれているシャンプーが多くなってきているんですが、代わりにこのオレフィンスルホン酸が配合されている事が結構多くありますので要注意。

成分2、コカミドプロピルベタイン

ほぼ全てのシャンプーに配合されている成分で、こちらは刺激性も洗浄力も比較的マイルド。

ほんっっとに全てのシャンプーに配合されているんじゃないか?ってくらい多く配合されてます。

成分3、ココアンホ酢酸Na

こちらは上のベタイン系にちかい性質で、刺激性や洗浄力はかなりマイルド。

メインのオレフィンスルホ酸の洗浄力を穏やかにする為に、配合されているのかと思われます。

で、洗浄成分を総合的に見ると洗浄力が高い洗浄成分『オレフィンスルホン酸』がベースで、その洗浄力をいくらかマイルドにする為に、ベタイン系やココアンホ酢酸Naを配合しているという感じ。

いくらかマイルドな洗浄成分が配合されてはいるものの、メイン成分のオレフィンスルホン酸はかなり洗浄力が高い成分なので、これだけでマイルドになるとかは無いですね(汗)

残念ながら市販クオリティと言わざるを得ません。

トリートメントシャンプーと宣伝するのであれば、せめてメインの洗浄成分をもっとマイルドな『ココイルメチルタウリン』とか、、、せめて酸性石鹸系にして頂きたいところ。

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その他の補修、保湿成分はどうなの?

洗浄成分はThe・市販シャンプーに産毛が生えた程度って感じなんですが、その他の保湿、補修成分もかなーりイマイチ(汗)

成分表をみれば分かりますが、特にコレぇ!っと思える保湿成分や補修成分など見当たりません。

しいて言えば『加水分解コンキオリン』という成分が毛髪のハリ・コシ感アップに少~し期待できるか?くらい。

『グリセリン』というポピュラーな保湿成分が配合されているくらいかなぁ。

マコンブエキスとか配合されてますが、正直言って入ってても入って無くてもほぼ変わらないかと(汗)

一体どこが”トリートメント”なのか?がちょっと分からない配合成分でした。

【結論】普通の市販シャンプーにほんのスコ~し補修成分が入っているくらいか

トリートメントシャンプーという割には、トリートメントっぽい成分がほぼ皆無。

洗浄成分も安物市販シャンプーと同じような成分しか配合されてないし、これで”トリートメントシャンプー”は厳しいのでは・・・

当然ながら乾燥毛、ダメージ毛にはまったくオススメと言えない成分ですね(汗)

これだったら、市販シャンプーでもメイン成分がアミン酸系の成分で、保湿成分などもちゃんと入っている市販シャンプーを選んだ方が髪にも頭皮に優しいハズ↓
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価格帯が1500円前後と市販にしてはちょい高めではあるんですが、長期的に見ればちゃんとした成分のシャンプーを使った方がコストもかからないです。

髪がボッロボロになってから焦ってトリートメントしても髪がもとに戻るわけじゃないし、トリートメント代やらなんやら金銭的コストもかかれば、スタイリングが上手くまとまらない時間的コストもかかります。

というわけで、Reuirsia(リヴァーシア)トリートメントシャンプーNが気になるぅ~という方は参考にしてみてください。

※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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もし、あなたが当記事を読んで「面白かった!」っと感じたら、是非Follow!頂ければ幸いですm(_ _)m

2 件のコメント

  • さとう より:

    いつも参考にさせていただいています!今回、M様にぜひとも解析していただきたいシャンプーがあり、コメントさせていただきます。(どこでお願いするべきか分からなかったのでこちらに失礼します)
    「シャンプーの名前 解析」と検索しても何も出てこず、おそらくまだ誰も解析していない?シャンプーなのですが
    ティアーズのクレメンティアシリーズ ミドルエイジ(ピンク色のボトル)をよろしくお願い致します。
    もしお時間に余裕がありましたらで構いません。
    これからも参考にさせていただきます。陰ながら応援しています。

    • ブログ運営者 元美容師M より:

      いつもありがとうございます!
      おお!そんなシャンプーがあるのですね。ちょっとちぇっくしてみようと思います!
      ありがとうございますm(_ _)m

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