【嘘情報に注意!】ノンシリコンシャンプーが合わない!3つの理由と対策とは?

元美容師Mです。

ノンシリコンシャンプーというキーワードが一人歩きしている現在のシャンプー業界ですが、私の意見としては「シリコンが入って異様がいまいがどっちでも良い!」

というのが私の心からの本音です。シリコンが毛穴に詰まるなどのデメリットは実証実験によって嘘だということは既に証明されています(詳しくは後述します)

ただ、中には「ノンシリコンシャンプーは合わないわ!」と言う人もいるようですので、ノンシリコンシャンプーが合わない原因と対策を解説していきますね!

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合わない人1、ノンシリコンできしむ

ノンシリコンシャンプーを使うと、シリコン入りのシャンプーに比べてきしむという人は多く見られます。

シリコンは髪の表面をコーティングして、髪の毛の手触り感、静電気防止効果があるのでシリコンの手触り感に慣れていると「あれ?なんかきしむ・・・」と感じる人もいるかもしれません。

しかし!これはノンシリコン”だから”悪いのではなく、ノンシリコンブームに乗っかっておきながら、シャンプーの洗浄成分を優しいものに変更しないままシリコンを抜いているから軋むんです。

市販のシャンプーはの安価なノンシリコンシャンプーはめちゃくちゃ強力な洗浄成分(ラウレス硫酸Na、スルホン酸)などが配合されているケースが多いです。
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この洗浄成分で構成されたシャンプーで髪を洗うと強力な脱脂力を持っているが故、一発でキッシキシになるんですね。

ただ、そのまま販売してしまうと、軋みまくるのでシリコンを配合して、「表面的な手触り感だけアップさせている」というのが安価な市販シャンプーの黄金パターンなんです。

もし、このメチャ強力な洗浄成分を配合したまま、シリコンだけ抜き取れば間違いなく軋むのは当然の事。

もし、あなたがノンシリコンシャンプーを使って軋む!ということであればシャンプーのパッケージをくるっと返して洗浄成分を見てみてください。

恐らく、ラウレス硫酸~や、オレフィンスルホン~という表記がある可能性が高いです。

ノンシリコンシャンプーを選択するのであれば、ぜっったい「洗浄成分のマイルドな、アミノ酸系の洗浄成分が配合されたものを選ぶべき」というのが私の考えです。

合わない人2、ノンシリコンでべたつく

ノンシリコンを使うとべたつくという人もTwitterなどで見かけられました。

一人一人の髪質診断をしないと明確な答えこそ出せないものの、私の考えうるに2つの原因がべたつく要因かと思われます。

べたつく原因1 すすぎ不足

今まで洗浄成分の強力なシャンプーを使っていた人が、今まで通りのシャンプーの方法をしてしまうと、すすぎ不足になる可能性があります。

というのも、アミノ酸系の優しい洗浄成分は保湿力、補修力も優れているので、今まで使っていた脱脂力MAXのシャンプーと同じようにすすいでいたのでは、完全にすすぎきれていない可能性が考えられますね。

こちらにも書いているのですが、シャンプーにおける”すすぎ”はもうシャンプーよりも「100倍重要」と言っても言い過ぎじゃないくらい重要です。
【元美容師直伝】シャンプーが泡立たない3つの原因と対策。裏技も教えます。

私も美容師時代に数千人以上とシャンプー系の会話をしてきましたが、「ちゃんとすすぎを2分程度しっかりやっている」と言う人は2割もいなかったです。

 

「すすぎを制するものは、シャンプーを制す。」

 

という言葉があるのか、無いのかはわかりませんが、今日から超すすいでください。

べたつく原因2 頭皮の油分量が多い

体質的に頭皮の油分量が多いと言う人もいると思われます。私の考えでは油分=悪!ではないので、頭皮の油分を抹消するほどの洗浄力は必要では無いと思います。

油分が多いからと言って、強力な洗浄分で脱脂すれば「油分が足りないぞッ!もっと油分を分泌、分泌!」といった感じに、基本的な分泌量が増えてしまうので悪循環になります。

ではどうすればいいか?「優しい洗浄分で2シャンプーする!」というのが私から言える最善の策です。

もし、あなたの頭皮の分泌量が100だとすれば、それを脱脂するために強力な洗浄分の120の脱脂力のシャンプーを使えば「油分が足りないぞぉぉ」と分泌量が増える可能性が高いです。

これを1シャンプー40の脱脂力のシャンプーで2度シャンプーすれば40+40で80脱脂力。

油分量が100だとすれば、20程度の適度な油分を残す事ができ、必要以上に分泌量を増やさなくて済むというわけです。

2シャンプーについては、こちらの記事にも書いているのでぜひぜひ、参照してほしいのです↓
⇛【元美容師が警告】「アミノ酸シャンプーの洗浄力が弱い」は大嘘。3つの根拠とは?

それでも、ベタつきが気になるという方はこのようなアミノ酸系で作られている、脂漏性の方専用のシャンプーなど試してみるのも1つです。

詳しいシャンプーの成分解説はここでは割愛させていただきますが、「脂漏性向けシャンプー!」と謳っておきながらメチャ強力な洗浄分で無慈悲に脱脂するものが殆どですが、こちらは完全にアミノ酸系で、+グリチルリチン酸など炎症を抑えるような成分も配合されています。
【脂漏性皮膚炎専門のドクターが監修】アミノ酸シャンプーはコチラ

アミノ酸系でありながら洗浄力はやや強いのがネックではありますが、髪のダメージよりもベタつきを解消する方が先決!という方は専用の物を選択するのも1つですね。

ただし!もし油分量がかなり多く、重い脂漏性の疑いがあるのであれば、シャンプーでどうこうするよりも、一度専門医相談することを強く、強くオススメします。

シャンプーは万能の薬ではないので、シャンプー1つでどうにかしようと思っても限界はありますからね。

合わない人3、ノンシリコンで痒くなる

ノンシリコンだから痒くなる。と言うよりは、コチラに関しても上記のべたつくと言う人同様、すすぎ不足が原因かと思われます。

むしろ、シリコンで誤魔化しているような、洗浄力が高いシャンプーを使い続ける方が、頭皮の乾燥を招いてかゆみに繋がる可能性の方が高いです。

アミノ酸系のノンシリコンシャンプーで、かゆみが出ると言う場合は「2度シャンプーする&すすぎを2分くらいしっかり流す!」を徹底することでほぼ解決するはず。

もしあなたが、それでもかゆみが止まらない、フケがでるなど症状が出る場合はやはり、専門医に相談しに行くべきです。

何度も言うように、シャンプーはあくまでも洗浄するものであり、医薬品ではないですからね・・・

【結論】ノンシリコンの有無はどっちでも良い!

冒頭でもお伝えしたとおり、ノンシリコンが入っているかいないか?はほぼ関係無いです。

いまだに「シリコンは毛穴に詰まる」とか「カラー、パーマがかかりにくくなる」という事を言っている人もいますが、これらの情報は数年前から実証実験で否定されています。
シリコンシャンプーのデメリットは「全て嘘」検証実験で証明されています

シリコンの有無よりも以下の3つの点に気をつけてシャンプーするべきです。

・アミノ酸系の洗浄分で必要以上に脱脂しない

・正しい、シャンプーの方法で頭皮を洗浄する

・それでも改善しない場合、シャンプーだけでどうにかしようとせず、専門医に相談する

もし、あなたに「ノンシリコンシャンプーが合わなかった」という経験があれば、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね!

また、ノンシリコンについて正しい知識をつけるためにも、以下の記事も参照して頂ければと思います。

⇛ノンシリコンシャンプーできしむは大嘘です。髪がきしむ3つの理由はこれだ!

⇛シリコンシャンプーのデメリットは「全て嘘」検証実験で証明されています。

 

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※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。

※記事の内容は個人の感想であり効果効能を保証、医師や薬剤師およびその他の資格をもった専門家の意見に代わるものではありません。そもそも髪質、頭皮質は人により大きく違い、ご自身に合った物を選択するのが重要です。

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