【元美容師が解析】平均以上の成分!シトラスパシャンプーを全力レビューした結果・・・

元美容師Mです。

今回はドラッグストアで見つけたシャレオツぅ～なシャンプー『シトラスパシャンプーモイスト』の成分解析＆レビューをしてきます！

この手のボトルがおしゃれ～なシャンプーは中身が微妙・・・な事がかなり多いんですよね(汗)

しかし！今回のシトラスパシャンプーは成分表から、良シャンプー香りがプンプン漂ってきております。笑

ということでシトラスパシャンプーはどんな特徴なのか？どのような人にオススメなのか？解説してきますね！

【最重要】シトラスパシャンプーの洗浄成分は？

シトラスパ　シャンプー　モイスト　470ml

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シャンプーにとって最も重要なのは誰が何を言おうと”洗浄成分”です。

最近のシャンプーのマーケティングの傾向は”ボタニカル”と打ち出して、優良なシャンプーを演出していますが、そんなものはどうでも良いのです。

そもそもシャンプーは頭皮を髪を洗浄するものなので、どんな洗浄成分が配合されているのか？！が最も重要なのは間違いないです。

洗浄成分が優良な上で、補修、保湿成分も優良ならGOOD！ですが、ベースとなる洗浄成分がムチャ強かったら無意味ですからね・・・

っという前置きを置いた上で、シトラスパの全成分がコチラ↓

水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、香料、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、オレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油、ビターオレンジ花油、ビターオレンジ葉/枝油、アスコフィルムノドスムエキス、カオリン、加水分解ハチミツタンパク、加水分解ケラチン(羊毛)、オクチルドデカノール、ヒマワリ種子エキス、加水分解シルク、アルギニン、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、アボカド油、シロバナルーピン種子油、プルーン種子油、マカデミア種子油、ラベンダー油、月見草油、ジステアリン酸PEG-150、塩化Na、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、エチドロン酸、カンゾウ根エキス、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、エチドロン酸4Na、クエン酸、水添ココグリセリル、PCA、乳酸Na、ソルビトール、PCA-Na、フェノキシエタノール

黄色にマーキングしている成分がこのシャンプーの性格を決めると言っても過言じゃない、洗浄成分になります。

ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン

この２つの成分が洗浄成分であり、このシャンプーのベースとも言える成分ですね。

成分1、ラウロイルメチルアラニンNa

おおお！この成分が配合されているのか！っとびびったのがコレ。『ラウロイルメチルアラニン』というアミノ酸系の成分です。

3000円を超えるようなダメージケアシャンプーにも多く配合される成分で、洗浄成分の中でもトップクラスの洗浄成分ですね。

頭皮と髪と同じ弱酸性の成分で、しっとりと言うよりもサラサラ系の質感を求める人にマッチした成分です。

「カラーを長持ちさせたい」「髪がパサツク」という方にオススメ！っと言えますね。

成分2、コカミドプロピルベタイン

続いてこちらもマイルドなベタイン系の成分。洗浄力はベビーシャンプーに配合されるほどマイルドで、刺激性も極低。

500円程度のシャンプーから2000円超えのシャンプーにも配合されている！ってくらいよく見かける成分ですね。

私の経験から言うと上記のような「アミノ酸系成分よりもややパサツキを感じやすい」

っと感じますが、一般的に強力と言われる『ラウレス硫酸Na』や『オレフィンスルホン酸』に比べると断然マイルドで問題なしっ！

気泡力アップの為に配合されたりもする良成分ですね。比較的安価な成分だと言われているので、原価を抑える為に配合されることもあるのですが・・・

総合的に見ると、マイルドな成分”だけ”が配合されていて良シャンプーなのは間違いなし！ですね。

1500円程度なので恐らくベタイン系成分の配合量が多いとは思われますが、それを考慮してもGOOD！

いや～最近の市販シャンプーはレベルが上がってきてますね。着実に、確実に。

本当に数年前までは『ラウレス硫酸Na＋シリコン』っと言ったような、「とりあえずその場の使用感を誤魔化せればOK」的なシャンプーがほとんどだったんです。

最近は市販シャンプーにも『ラウロイルメチルアラニン』とかマイルドな成分が使われるようになってますからね・・・(その分価格も上昇している傾向にありますが)

補修成分はイマイチか？

洗浄成分に関しては文句なし！です。間違いなく市販シャンプーの中では上位だと言える洗浄成分でしょう。

しかし！補修成分に関してはイマイチ、、、っと言うほどでも無いのですがハイダメージの人にはやや物足りないかなぁ？っと感じる面はあります。

補修成分と言える成分の中には『加水分解ケラチン(羊毛)』。これは毛髪補修しハリ・コシ感アップさせる成分ですね。

他にも、加水分解シルクと言った保湿成分が配合はされていますが、高価な市販シャンプーにはかなり多く配合されているので、シトラスパならでは！とは言えないところはあります。

他に面白い成分としては『アスコフィルムノドスムエキス』という成分。

お肌のハリや表皮の再生を手助けしてくれるという中々お目にかかれない頭皮ケア成分です。っと言ってもどれほどの効果があるのか？っと言った研究データ等は見つけられず・・・

個人的にはおお！スゲェっと興奮するほどではありません(後日、有力な論文など見つけたら変わるかもしれませんが)

補修成分についてはコレと言った特徴を感じなく”THE普通”と言った所。

【結論】良シャンプーだが注意点も・・・

メインの洗浄成分はダメージケアシャンプーにも配合されるようなアミノ酸系ですし、次点で配合されている成分もベタイン系とマイルド。

ちょっと気になる点としては、グレープフルーツ果皮油などのやや刺激が強めな植物成分が配合されてる所。

あなたが”お肌がかなり弱い”と言う場合は、様子見しながら使った方が良いとは思います。

そして、もう一点が補修成分については”まあまあ”という点です。

そもそも、このシャンプー自体ダメージケアを謳っているわけじゃなく「スパ気分でシャンプーが出来る」という点に重点を置いているので、文句を言うつもりはありません(汗)

ただ、髪がハイダメージの場合は”補修成分そこそこ＆ノンシリコン”なのでやや引っかかりが気になるかもしれませぬ。

と言っても最低限の補修成分は配合されていますし、洗浄成分も良質なので多くの人は満足度は高いはずっ！

もし、あなたが「ちょっとシトラスパ気になっている」と場合は使ってみるのはアリ！だと思います。